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「ロキ」シーズン2、テンポラル・ルームの扉が『X-MEN』説を監督が否定

ロキ シーズン2
(c) 2023 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ドラマ「ロキ」シーズン2に『X-MEN』のイースターエッグ(小ネタ)が仕込まれているとの説を、第3話『1893』で監督を務め、プロダクションデザイナーも兼任するカスラ・ファラハニが否定した。

話題となっているイースターエッグは、TVA(時間変動機関)の時間織り機が設置されているテンポラル・ルームの扉だ。全体的に「X」のパターンが施された扉は中心に位置したレンズのような丸いデザインが特徴的だが、映画『X-MEN』シリーズに登場する、世界中のミュータントを識別するマシン「セレブロ」に繋がる部屋のドアに酷似しているとの意見が挙がっている。

両方を比較した動画を見ると、レトロな感じのテンポラル・ルームの扉は、近未来的なセレブロのドアとスタイルこそ違うものの、確かに類似点はあると言えそうだ。

しかし、米Comicbook.comのインタビューで、テンポラル・ルームのドアは『X-MEN』のイースターエッグなのかどうか質問されたファラハニが関連性をキッパリ否定。「正直なところ、話題になっているドアも知りません」と完全否定。「私たちは地下のミサイル格納庫を探していたんです。冷戦時代のミサイルサイロです。その地下壕にはメチャクチャ重くて強化されたドアがあって、それに由来しています」と、『X-MEN』とは関係ないことを明言した。

一方、MCUでは、『X-MEN』を導入する下地固めが着々と進んでいる。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)では、『X-MEN』シリーズのパトリック・スチュワート演じるプロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアが別バースのバージョンで登場し、ドラマ「ミズ・マーベル」と『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(2022)でもミュータントの存在が示唆されていた。マルチバースとともにどんなことでも起こりうるMCUだから、「ロキ」が意外な形で『X-MEN』につながることもあるかもしれない?

「ロキ」シーズン2はディズニープラスで配信中。

Source:Comicbook.com

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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