【ネタバレ】「ロキ」第4話のアイツ、◯◯◯◯◯◯なのか◯◯◯◯◯◯なのかを専門家が判別

言われてみれば、気になるかも……?
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)発のドラマとしてDinsey+(ディズニープラス)で配信中の「ロキ」。第4話ではさらなる謎を呼ぶ衝撃的なシーンがあったが、また別の性質の「謎」が解き明かされた。米Esquireは、たいへん興味深い着眼点で疑問を解消してくれている。
この記事には、ドラマ「ロキ」第4話のネタバレが含まれています。
「ロキ」第4話、エンディング途中に挿入された映像(ミッドクレジットシーン)では、TVAに剪定されてどこかで目覚めたロキの前に、また新たな変異体ロキたちが現れる。少年の姿のキッド・ロキ、往年のコミックのようなコスチュームを着たクラシック・ロキ、ムジョルニアのようなものを持つ屈強そうなボーストフル・ロキだ。それだけでなく、キッド・ロキはワニを抱いていて、おなじみの角の頭飾りまでついている。
このワニ、分類上はアリゲーターなのか、クロコダイルなのか、一体どっちなのか?という細かすぎる疑問を抱いた米Esquireは、爬虫両生類学の専門家たちに調査を依頼。Virginia Herpetological Societyのジョン・ホワイト氏によると、「アリゲーターと違ってクロコダイルは下顎から4本の歯が突き出てています。お送りいただいた写真の動物はアメリカン・アリゲーターのようですね」とのこと。また、ビラノバ大学の生物学者アーロン・M・バウアー氏も「お送りいただいた写真はアリゲーターのようです。お役に立てれば幸いです」と返答してくれたということだ。
大真面目に付き合ってくれた専門家たちの見解のおかげで、「ロキ」に登場したワニはアリゲーターであることがわかったが、そもそもアリゲーターとクロコダイルの区別が分からない、という方も多いはず。生息地も異なるアリゲーターとクロコダイルだが、最大の違いは頭部の形状で、アリゲーターは丸みを帯びた口を、クロコダイルは尖った口を持つ。「人食いワニ」など獰猛な分類はクロコダイルだ。
おそらく「ロキ」の第5話以降にも、ワニのロキが再登場することになるはず。もっとも、「このワニはクロコダイルではなくアリゲーターなんだ」と知ったところで、何の鑑賞の助けにもならないだろうが……。
ちなみにVirginia Herpetological Societyのマイク・クリフォード氏は、「遺伝子分析の結果、これはクロコゲーター・ロキ種であることがわかりました」とユーモアたっぷりの回答を見せている。
マーベル「ロキ」はDisney+で配信中。
Source:Esquire