「ストレンジャー・シングス」製作陣が贈るモンスター映画、米予告 ─ 主演は『メイズ・ランナー』ディラン・オブライエン

「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)ショーン・レヴィ製作、『メイズ・ランナー』シリーズなどで知られるディラン・オブライエンが主演を務める新作モンスター・アドベンチャー映画『Love and Monsters(原題)』より、米予告編が到着した。未知のモンスターがいっぱいだ。
舞台はモンスター襲来による地上崩壊から7年後。ジョエル・ドーソン(オブライエン)をはじめとする生存者たちは、地上を巨大生物に乗っ取られて以来、地下での生活を余儀なくされていた。ある日ジョエルは、襲撃時から音信不通だったガールフレンドのエイミー(ジェシカ・ヘンウィック)とラジオを通して再会。エイミーは85マイル(約135キロ)も離れた地にいた。こうしてジョエルは地下に残すものはないと一念発起、エイミー探しの旅に出る。ところが、旅は一筋縄ではいかず、数々の危険なモンスターたちが地上で待ち構えていた。
予告編の序盤、ジョエルとエイミーが車の中で愛を育む中、未知の巨大生物が街を襲う。「今までどこにいたの、ジョエル!」。家に戻ったジョエルに、避難の準備を進める母親が叫ぶ。エイミーと離れ離れになる前に「大好きだ。必ず会いに行くから」と告げるジョエル。避難の途中、家族が車もろともモンスターに押し潰されてしまう。
「モンスターが襲ってきた日、僕は皆を失った」。街は壊滅、生存者は地下で暮らしていた。ラジオを通してエイミーとの交信に成功したジョエルは「絶対戦うな。ひたすら走って隠れろ」という仲間からの助言を胸に地下を飛び出す。
ゆく先々で得体の知れない生物に襲われるジョエルは、日本刀を帯びる男(マイケル・ルーカー)と弓を扱う少女(アリアナ・グリーンブラット)、2人の放浪者に命を救われる。徐々に仲間を増やしていくジョエルは、何度も襲われながらエイミーを探し続ける。「僕らの世界はまだ取り戻せるはずだ」。ジョエルら生存者たちは、様々な武器を駆使して地上を支配するモンスターに反撃の狼煙を上げ始めていく。
オブライエンのほか共演者には、エイミー役の「Marvel アイアン・フィスト」(2017-2018)「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)ジェシカ・ヘンウィックをはじめ、「ウォーキング・デッド」(2010-)や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズなどで知られるマイケル・ルーカー、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)ガモーラの幼少期役で知られるアリアナ・グリーンブラットらが名を連ねている。
メガホンを取るのは、『ファイブ・ウォリアーズ』(2017)のマイケル・マシューズ。脚本は『ダイバージェントNEO』(2015)『ザ・ベビーシッター』シリーズのブライアン・ダッフィールドと『劇場版 ドーラといっしょに大冒険』(2019)のマシュー・ロビンソンが共同で執筆した。レヴィのほか製作には、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」や『メッセージ』(2016)などで知られるダン・コーエンが就任している。
映画『Love and Monsters(原題)』は、2020年10月16日米配信。
Source: Collider