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J・J・エイブラムス&ジョーダン・ピール製作「ラヴクラフト・カントリー」新予告編 ─ 人種差別と超常現象描くサバイバルスリラー

Lovecraft Country ラブ・クラフトカントリー
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『スター・ウォーズ』新3部作のJ・J・エイブラムス、『ゲット・アウト』『アス』のジョーダン・ピールが製作総指揮を務める、米HBOによる新作ドラマ「ラヴクラフト・カントリー(原題:Lovecraft Country)」の第2弾米国版特報映像が公開された。

物語の舞台は、人種差別的な内容を含む州法「ジム・クロウ法」下の1950年代、アメリカ。黒人をはじめとする有色人種の人間は公共施設の利用を制限されていた。主人公のアティカス・フリーマンは、姿を消した父親を探すために帰郷し、友人のレティーシャ、叔父のジョージと共に父からの手紙に記された未知なる場所「ラヴクラフト・カントリー」目指して旅に出る。しかし、その旅は、白人のレイシストによる脅威と、ホラー作家H・P・ラヴクラフトの小説から飛び出してきたような恐るべきモンスターから生き延びる冒険に転じていくのだった……。

公開された第2弾映像は、第1弾映像の陽気な幕開けとは対照的に、じっとりしたシリアスな雰囲気で始まる。「私たちには隠された遺産がある。生得権はラヴクラフト・カントリーに隠されているんだ。」差別のはびこる街から街へと、フリーマンたちは謎多きラヴクラフト・カントリーを目指して車を走らせる。道中で3人は「旅行者は森の中で襲われる」という言い伝えの通り、地中からものすごい勢いで迫りくる得体の知れないモンスターと遭遇。容赦なく襲いかかる超常現象、不気味な笑みを浮かべる謎の白人の女、そして、「現実とは何か」という声と共に崩れ落ちる巨大な屋敷。虚構と現実を混同させるような演出で展開される本作で、フリーマンたちが辿り着く先にあるものとは…?

マット・ラフによる2016年の同名小説を原作とする本シリーズでは、歴史ドラマ「Underground(原題)」(2016-2017)が高く評価されたミシャ・グリーンが脚本・製作総指揮を担当。ほか製作には、『ホワイト・ボーイ・リック』のヤン・ドマンジュ監督が第1話を、「ゲーム・オブ・スローンズ」「トゥルー・ディテクティブ」などのダニエル・ザックハイム監督が第2話・第3話を手がけ、2人は製作総指揮も兼任する。

出演者は、主人公アティカス役に『囚われた国家』のジョナサン・メジャース、友人レティーシャ役に『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』のジャーニー・スモレット=ベル、叔父ジョージ役に「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」のコートニー・B・ヴァンス。失踪したアティカスの父親役で『紅海リゾート -奇跡の救出計画-』のマイケル・ケネス・ウィリアムズ、そのほか『ネオン・デーモン』(2016)のアビー・リーも登場する。

ドラマ「ラヴクラフト・カントリー(原題:Lovecraft Country)」は2020年8月、米国放送予定。

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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