『ローグ・ワン』前日譚ドラマ、主演ディエゴ・ルナは何も知らない ─ 「ルーカスフィルムに信用されてない」その理由とは

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)の前日譚ドラマ(タイトル未定)で主人公キャシアン・アンドーを演じるディエゴ・ルナは、いまだ作品の内容について何も教えられていないそうだ。ディエゴいわく、前作撮影当時の行いから、製作を務める米ルーカスフィルムから全くもって信用されていないらしい……。
米人気トーク番組「The Tonight Show」に出演したディエゴは、番組ホストを務めるジミー・ファロンから前日譚ドラマについて「ネタバレとかは抜きで、なにか話せることはありますか?」と聞かれると、「何もないです」とあっさり返答。「作品には参加しているんだけど、何も言えないんです。言いたくないとか、契約がどうとかではなく、(ルーカスフィルムが)何も教えてくれない。思うに、信用されてないんです」。
主演を務めるディエゴですら、詳細を知らないことなどあるのかと思いきや、どうやらそれ相応の理由があったようだ。ジミーが「なぜ信用されていないんですか?」と尋ねると、ディエゴは一言。「だってメスカルが好きだから」。メスカルとは、アルコール度数40度以上のメキシコ特産蒸留酒のことである。
会場が笑いに包まれる中、ディエゴは続けて「酔っ払ってついペラペラ話してしまうんです。あとは『ローグ・ワン』の撮影中、よく脚本を置いていっちゃって。どこにでも置き忘れてしまうんです。そのことに気づかれてしまって」。さらには、「独身だったから、(友人や女性の前で)ちょっとカッコつけて、“どんな映画か知りたいかい?”とかね」との冗談さえ交えている。……冗談ですよね?
前日譚ドラマでは、反乱軍のスパイとして暗躍していた頃のキャシアンと、相棒ドロイドのK-2SO(アラン・テュディック)の“語られざる冒険”が描かれる。ショーランナーを務めるのは「ジ・アメリカンズ」(2013-2018)製作総指揮のステファン・シフ。パイロット版(第1話)の脚本、および複数エピソードの監督には、『ローグ・ワン』でギャレス・エドワーズ監督とともに再撮影・再編集を手がけたトニー・ギルロイが起用されている。
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』前日譚ドラマ(タイトル未定)は、ディズニーの映像配信サービス「Disney+」にて発表予定。
Source: The Tonight Show