「LUCIFER/ルシファー」製作延長か、Netflixがシーズン6の実現に向けて交渉中

DCコミックス原作、Netflixオリジナルシリーズ「LUCIFER/ルシファー」がシーズン6の製作実現に向けて動き出していることがわかった。米TV Line、Deadlineが報じている。
「LUCIFER/ルシファー」はロサンゼルスを舞台に、DCコミックス作品「サンドマン」などに登場する“地獄の王”ルシファー・モーニングスターが犯罪捜査官として活躍する物語。2016年に米FOXにて放送が開始されるや、ファンタジー、サスペンス、コメディ、家族劇などジャンルの融合したストーリーやキャラクターの魅力で人気を獲得するも、FOXは2018年5月に第3シーズンでシリーズをキャンセルした。その後、ファンの嘆願を受けてNetflixが製作を引き継ぎ、2019年5月に第4シーズンの配信が開始され、現在は“最終シーズン”となる第5シーズンの製作が進められている。
報道によると、Netflixは現在、シリーズを手がけるワーナー・ブラザース・テレビジョンとの間で製作延長の契約交渉に入っているとのこと。脚本・製作総指揮のイルディ・モドロヴィッチ&ジョー・ヘンダーソンは、新たな契約を結ぶ必要こそあれ、シーズン6の製作に前向きだとされる。ただしシリーズの完結に先がけて、主演のトム・エリスら出演者には別のドラマからオファーが届いており、製作継続には両者の努力が必要な状況だ。もっともDeadlineに情報を提供した関係者は、シーズン6実現には楽観的な姿勢を示しているという。
今後、シーズン6が製作される場合、すべてが首尾よく進めば、撮影は2020年9月にも再開される見込みだという。シーズン5の撮影はただいま終盤戦に入っているが、契約がスムーズに締結された場合、完結を迎える予定だったシーズン5のエンディングにも変化が生じることになりそうだ。なお、シーズン5は全16話構成で、2パートに分けての配信となる(配信日は未発表)。
Netflixオリジナルシリーズ「LUCIFER/ルシファー」シーズン1~4は独占配信中。