【Netflix】マーベル新ドラマ『ルーク・ケイジ』の音楽に迫る!キーワードは「ヒップホップ×モリコーネ」
マーベル×Netflixによるドラマ・シリーズ第3作『ルーク・ケイジ』が、いよいよ今月9月30日に全世界で配信開始される。『デアデビル』『ジェシカ・ジョーンズ』に次いで、マーベル・シネマティック・ユニバースの一部を担う重要な作品となりそうだ。
すでに予告編はYouTubeなどでも公開されており、配信開始を楽しみにしている人も多いことだろう。そこで今回は、あえてドラマの内容ではなく音楽に注目してみよう。メイキング映像「STREET LEVEL HERO THE MUSIC」には、『ルーク・ケイジ』の音楽を手がける顔ぶれが一挙に登場している。
豪華ヒップホップ・アーティストが『ルーク・ケイジ』に集合
ドラマ『ルーク・ケイジ』の音楽を手がけているメンバーは、揃いも揃ってヒップホップ・シーンの重要人物ばかりだ。
スーパーバイザーには、ヒップホップ・プロデューサーであり新世代ソウル・ミュージックを手がけるエイドリアン・ヤングと、90年代に活躍したヒップホップ・グループ”A Tribe Called Quest”に所属したアリ・シャヒード・ムハマド。またメイキング映像には、RZA率いるウータン・クランのメンバーであるメソッド・マンと現在のシーンを牽引する人気ラッパー・A$AP Ferg(エイサップ・ファーグ)が登場している。
公開されている予告編では、劇中でも使用されるであろう音楽の一部を聴くことができる。
エイドリアン・ヤングは『ルーク・ケイジ』の音楽についてこう話している。
「音楽的には、俺とアリ(・シャヒード・ムハマド)は13枚のアルバムを作ってるみたいだ。全13話だから13枚のアルバムなのさ。俺たちはA Tribe Called Questに影響を受けたが、ウータン・クランやエンニオ・モリコーネにも刺激されてる。すべてを源にして、とにかくスゴいものを作りたいと思ったんだ。たまたま俺たちの文化をベースにしているが、黒人やマイノリティだけのために作るんじゃない。とにかくスゴいものにしたいんだよ」
製作総指揮(ショーランナー)を務めるチェオ・ホダリ・コーカーは、「ヒップホップのスピードは人間の感覚の速度に似ている」と述べている。ルーク・ケイジが戦うスピード感をヒップホップのビートで体感させてくれる作品になることだろう。
伝説のヒップホップデュオ、Gang Starrへのリスペクト
また『ルーク・ケイジ』では、各エピソードのタイトルに1985年~2005年に活躍した伝説的ヒップホップデュオ”Gang Starr”(ギャング・スター)の楽曲タイトルが使用されている。9月1日現在、すでに全13話中12話までのタイトルが判明しているので予習がわりに原曲を聴いておくのも良さそうだ。(曲名をクリック/タップするとYouTubeにジャンプします)

https://fanart.tv/artist/9ef8042a-2528-4f5c-b7c1-5e72b1efe170/gang-starr/
なお『ルーク・ケイジ』には、ヒップホップ以外のジャンルからも歌手やアーティストがゲスト出演するという。コミックファンやマーベルファンだけでなく音楽好きも見逃せないドラマになりそうだ。もちろん本作をきっかけにヒップホップにハマるというのも、きっと面白い体験になることだろう。
ドラマ『ルーク・ケイジ』は9月30日よりNetflixで全世界配信開始。
source: http://comicbook.com/2016/08/31/luke-cage-street-level-hero-music-featurette-released/
http://www.slashfilm.com/luke-cage-music/
https://en.wikipedia.org/wiki/Luke_Cage_(TV_series)