『スター・ウォーズ』ルーク役マーク・ハミル、レジェンズの妻マラ・ジェイドに「会ってみたい」と自ら紹介

『スター・ウォーズ』でルーク・スカイウォーカーを演じるマーク・ハミルは、現行のシリーズでは描かれない非正史(レジェンズ)の人気キャラクター、マラ・ジェイドについて「会ってみたい」と紹介した。ファンによるインタビューで答えた。
マラ・ジェイドとは、『スター・ウォーズ』関連小説に登場するキャラクター。かつて皇帝パルパティーンに仕えた冷酷な暗殺者で、ルーク・スカイウォーカー殺害の任務にあたったこともある。ルークを憎むべきはずが次第に恋に落ちて結婚、息子ベンをもうけた。マラとルークの物語は、ディズニーがルーカスフィルムを傘下に収めた際に非正史(レジェンズ)として切り離され、現在の映画をはじめとした正史(カノン)には登場しない人物・設定となっている。
ルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミルは、インタビューにて「島(『フォースの覚醒』『最後のジェダイ』に登場したオク=トー)での隠遁生活で会いたい人は?」との質問に、次のように回答したのだ。
「息子がスター・ウォーズの小説を全て読んでいるんですよ。”父さん、ルーク・スカイウォーカーって結婚して子供もいるって知ってた?見て、父さんの奥さん、赤髪が超カッコよくない?”って。どうやら僕がシリーズを離れて9年後、ガールフレンドが出来てたんですって(笑)。マラ・ジェイドって名前なんですけど、会ってみたいなぁ。」
残念ながらディズニー買収以前の『スター・ウォーズ』関連物語は全て「なかったこと」とされたが、その全てが葬られたわけではない。例えば非正史の人気キャラクター、スローン大提督は設定を一部変えてアニメ「スター・ウォーズ 反乱者たち」シーズン3に登場した。ほか、『フォースの覚醒』(2015)より登場したカイロ・レン(ベン・ソロ)には、非正史の物語でハンとレイアがもうけた息子ジェイセン・ソロ(ダース・カイダス)の影響などが見て取れる。
非正史に関連したお知らせとしては、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』内で言及された「賢人ダース・プレイガスの悲劇」を描く小説『ダース・プレイガス』邦訳版が角川文庫より2018年4月に発売されることが決定した模様だ。翻訳は富永和子氏。邦訳版小説『スター・ウォーズ ブラッドライン』(角川文庫)あとがきにて伝えられている。
Source:https://youtu.be/h4e7hJVJ-fA