『スパイダーマン』新スピンオフ『マダム・ウェブ』が米公開延期

ソニー・ピクチャーズ製作『スパイダーマン』の新作スピンオフ映画『マダム・ウェブ(原題:Madame Web)』の米国公開日が延期されたことがわかった。米Deadlineなどが報じている。
発表によると、『マダム・ウェブ』の米公開日は2023年7月7日から2023年10月6日に延期。本作は2022年7月中旬から撮影が始まっており、秋ごろに終了するとみられるため、ポストプロダクションに約1年が費やされることになる。
『マダム・ウェブ』は『ヴェノム』シリーズや『モービウス』に続くソニー・ピクチャーズによる『スパイダーマン』関連作品。コミックのマダム・ウェブは神経筋疾患を患った盲目の老女で、蜘蛛の巣のような生命維持装置に身体を繋がれながらも超能力的なパワーを持つ。映画版では主演を『フィフティ・シェイズ』シリーズや『サスペリア』(2018)のダコタ・ジョンソンが演じるため、大幅な脚色が施されている模様。果たしてどのような実写化となるか。
共演者は『モーリタニアン 黒塗りの記録』(2021)のタハール・ラヒム、「アメリカン・ホラー・ストーリー」(2011-)のエマ・ロバーツ、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)のシドニー・スウィーニー、『ゴーストバスターズ/アフターライフ』(2020)のセレステ・オコナー、『トランスフォーマー/最後の騎士王』(2017)のイザベラ・メルセド、「セヴェランス」(2022)のアダム・スコット。監督は「Marvel ザ・ディフェンダーズ」(2017)のS・J・クラークソン、脚本は『モービウス』のマット・サザマ&バーク・シャープレスが務める。
また『マダム・ウェブ』の延期に伴い、ソニーは2023年10月6日に米公開予定だったタイトル未定のマーベル映画を2024年6月7日に繰り下げた。こちらの企画の詳細は明らかになっていない。
ほかにもソニーは今後の作品公開スケジュールを発表しており、人気ホラーシリーズの最新作『インシディアス5(原題)』を2023年7月7日に、ラッセル・クロウ主演の悪魔祓いホラー『The Pope’s Exorcist(原題)』を2023年4月7日に、アダム・ドライバー主演のSF映画『65(原題)』を2023年4月28日に、トム・ハンクス主演&マーク・フォースター監督『A Man Called Otto(原題)』を2022年12月14日に米国公開予定。いずれも日本公開情報が待たれる。
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Source: Deadline