「マンダロリアン」ベビーヨーダ、めちゃくちゃ高かった ─ トルーパー役が仰天エピソード明かす

『スター・ウォーズ』初の実写ドラマ「マンダロリアン」全話が「ディズニーデラックス」で独占配信中だ。この作品に登場するベビーヨーダ(正式名称はザ・チャイルド)の愛くるしさが話題を呼んでいる。小さな手、大きな耳、そしてまんまるとした愛らしい瞳で見上げる姿は、ひと目見れば誰もが虜になってしまう。ドラマの撮影では、このベビーヨーダにまつわる「無茶振り」な一幕があったのだとか。
この記事には、ドラマ「マンダロリアン」最終話のシーンを描写した内容が含まれています。重大なネタバレではございませんが、ご注意ください。

米TVLineに仰天エピソードを明かしてくれたのは、「マンダロリアン」最終話に登場する2人のスカウト・トルーパーのうちの1人を演じたアダム・パリー。実はアダム、アメリカではコメディアンとして知られており、数々の映画やTVシリーズに出演しているのだ。
アダムが演じたスカウト・トルーパーは、ベビーヨーダを奪還。相方のトルーパーと雑談しながらカバンの中にしまったベビーヨーダを2度叩くシーンがあるのだが、パリーは製作総指揮のジョン・ファヴローからこんな無茶振りをされたというのだ。
「(ベビーヨーダを)パンチする最初のテイクのことなんですけど。カットがかかった時に、モニター室から見ていたジョンが僕のところに来てこう言うんです。“知っておいて欲しいんだけど、こいつはメイン用のパペットで、お金がかかってるんですよ。500万ドルくらい。叩いて欲しいんだけど、それだけ知っといて。”」
無垢な表情が愛らしいベビーヨーダだが、その製作費は決して可愛いものではない。もちろん、そんな指示を受けたアダムが、自然な演技が出来るはずもなく……。
「それから3テイクはミスりましたよ。だって、めちゃくちゃ緊張したんだもん。」
なお、ベビーヨーダは等身大スタチューが国内でもオーダー受付中だ。『スター・ウォーズ』実写ドラマ「マンダロリアン」は、「ディズニーデラックス」にて国内独占配信中。