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スター・ウォーズ「マンダロリアン」に映画化の可能性あるか ─ シーズン3は年内撮影、マスクキャラでコロナ禍も平気

マンダロリアン
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『スター・ウォーズ』初の実写ドラマシリーズとしてDisney+で配信されるやいなや、「手加減なしの『スター・ウォーズ』」(Los Angeles Times)などメディアや批評家らの称賛を集め、米Rotten Tomatoesでも驚異の100%を連発(第7話、第8話)した「マンダロリアン」。ファンからの支持も厚く、早くもシーズン3の製作も始動している

スカイウォーカー・サーガが『スカイウォーカーの夜明け』(2019)にて賛否両論のまま完結したこともあり、目下『スター・ウォーズ』への期待は、「マンダロリアン」の一身に注がれているような状態だ。それでは、もしかしたらドラマの枠を越えて映画化の可能性なんて、考えられはしないだろうか。

製作総指揮のジョン・ファヴローにそう尋ねたのは米Variety。「マンダロリアン」配信のDisney+では、ほかにマーベル・スタジオのドラマシリーズも控えている。そのうちの「ワンダヴィジョン」の物語は、マーベル・シネマテイック・ユニバースのフェイズ4に影響を及ぼすと言われているから、Disney+配信の「ドラマ」と劇場公開予定の「映画」との相互作用が注目されているのだ。

同様のことが、『スター・ウォーズ』「マンダロリアン」にも起こるのか?そう訊ねられたファヴローは、「その境界線は、いま曖昧だ」と話している。「映画館で観ていた映画、ストリーミングで観ていた作品、それらが逆転することもあり得る」。つい先日も、米ディズニーが「配信サービスを最優先する」と発表し、作品が劇場公開になるか配信公開になるかは「最もふさわしい判断」次第で流動的になると伝えられたばかり。ファヴローの回答は、こうした状況にも呼応したものと言えるだろう。

しかし、マンダロリアンが劇場のスクリーンに登場する可能性には「オープン」とファヴロー。「ストーリーがどこに向かうのか、そういった柔軟性にワクワクしています。今や、ルールブックはありませんから」と話している。

「マンダロリアン」の映画化、または映画登場の可能性については、主演ペドロ・パスカルも「是非」と乗り気の回答。ただし、現時点でそういった話は聞いたことがないとも伝えられている。

なお、「マンダロリアン」シーズン3は、現時点で製作スケジュールの遅延なし。当初の予定どおり、2020年内には撮影を開始する見込みだ。コロナ禍の影響を受けていない理由のひとつとして、ジョン・ファヴローは製作が小規模であることと共に「キャラクターの多くが大体マスクを被っているから」と指摘、言われてみればその通りだ。

マンダロリアン

『マンダロリアン シーズン2』は第1話が10月30日(金)16:00配信開始、第2話が11月6日(金)17:00配信開始、以降毎週金曜日17:00に新エピソードが配信開始。Disney+(ディズニープラス)にて。

Source:Variety

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THE RIVER編集部THE RIVER

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