「マンダロリアン」シーズン2、2020年10月より米配信決定 ─ 更なるキャラクター投入も示唆

『スター・ウォーズ』初の実写ドラマとして、国内でも「ディズニーデラックス」で好評配信中の「マンダロリアン」が、米国では2020年10月よりシーズン2に進むことが明らかになった。米ディズニーCEOのボブ・アイガーが2020年第1四半期の決算発表会で明らかにしたとして米Deadlineが報じている。
「マンダロリアン」シーズン2については、本シリーズ製作総指揮・脚本のジョン・ファヴローによって「2020年秋」登場の予告が先立ってなされていたもの。より具体的な配信予定が発表され、マンドーの次なる冒険への期待も高まるといったところだ。
ボブ・アイガーはこの発表に際して、今後数年間は「マンダロリアン」シーズン2などのテレビシリーズに「優先度(priority)」があると説明。さらに、同シリーズにより多くのキャラクターを投入する可能性や、それぞれが独自の方向に進む可能性も示唆。「マンダロリアン」の世界観がますます広がる未来を予感させた。
これは、以前より伝えられていた、“映画『エピソード1/ファントム・メナス』(1999)から『スカイウォーカーの夜明け』(2019)の全9作に既に登場したキャラクターたちが複数出現する”という情報にも合致する。
『スター・ウォーズ』を基にするドラマは「マンダロリアン」だけではない。映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)に登場したキャシアン・アンドーの前日譚ドラマや、人気のオビ=ワン・ケノービを描くドラマの製作も決定している。オビ=ワンの作品は2021年の撮影開始が見込まれており、久しぶりに同役に復帰を果たすユアン・マクレガーは、心の準備として「マンダロリアン」を愛好しているという。
ドラマ「マンダロリアン」は、『スター・ウォーズエピソード6/ジェダイの帰還』での出来事から5年後、帝国が崩壊し、ファースト・オーダーが台頭する前の時代に現れた“一匹狼の戦士”マンダロリアンの戦いが描かれる。本国アメリカではメディアやファンからも大絶賛で迎えられており、本作に登場するベビーヨーダは一躍新たなトレンドとなるほどの社会現象を巻き起こしている。
『スター・ウォーズ』実写ドラマ「マンダロリアン」は、「ディズニーデラックス」にて国内独占配信中(毎週金曜日に新エピソード配信)。
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Source:Deadline