ヒュー・ジャックマンのウルヴァリン復活ニュース、『LOGAN』監督はどう見た? ─ 「ローガンは常にそこにいる」

ヒュー・ジャックマンのウルヴァリンがまさかの復活だ。2024年9月6日の米公開がアナウンスされた『デッドプール3』で、我らがウルヴァリン/ローガンが帰ってくる。
ウルヴァリンの老年期、最後の戦いを描いた映画『LOGAN/ローガン』(2017)公開から5年。同作で有終の美を飾ったジャックマンは、これまで何度も再演を求められる機会があっても、「もう遅いんです」と否定。『LOGAN』で全力を出し切ったので、「もう終わったんです」と話していた。
それが打って変わっての復活。『LOGAN』ではウルヴァリンの物語に美しい終止符が打たれたはずだった。マルチバースが導入された今、『デッドプール3』でウルヴァリンがいかに再登場するのかは不明だが、ある意味では『LOGAN』の印象に上書きされるようなところもある。
ジャックマンと共に『LOGAN』を完走したジェームズ・マンゴールド監督は、この復活のニュースをどう見たか。自身のTwitterでは、実に友好的な心境を明かしている。
Oh my gosh! Everybody chill. Just kidding! I’m all good! LOGAN will always be there. Multiverse or prequel, time warp or worm hole, canon or non-canon or even without a rationale, I cannot wait to see what maddness my dear friends @VancityReynolds and @RealHughJackman cook up! pic.twitter.com/qaCG4Z39x4
— Mangold (@mang0ld) September 28, 2022
「Oh my gosh! みんな落ち着けよ、なんてね!僕は平気です!ローガンは常にそこにいる。マルチバースだろうと前日譚だろうと、タイムワープやワームホールだろうと、正史だろうと非正史だろうと、たとえ解釈不能であろうとも、親愛なるライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンがどんなマッドネス(狂気)を作り上げるのか、待ちきれないよ!」
『デッドプール3』でウルヴァリン がどのような形で登場しようとも、そこで何が描かれようとも、『X-MEN』シリーズや『LOGAN』の物語の力強さや感動は変わらないはずだ。この新作を手がけるのは『フリー・ガイ』(2021)など普遍的なメッセージを明るく楽しいエンタメに落としむ秀才ショーン・レヴィ監督。果たして、どんな“マッドネス”をこしらえてくるのか。『デッドプール3』は2024年9月6日US公開。
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