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デヴィッド・フィンチャー監督最新作『Mank/マンク』Netflixにて12月4日に独占配信 ─『ソーシャル・ネットワーク』脚本家が大絶賛

『Mank/マンク』
Netflix映画『Mank/マンク』独占配信中

デヴィッド・フィンチャー監督、ゲイリー・オールドマン主演によるNetflix映画『Mank/マンクが、2020年12月4日(金)に配信開始されることがわかった。米国では配信に先駆けて、一部劇場にて11月公開予定。米Colliderなど複数のメディアが報じている。

『Mank/マンク』
Netflix映画『Mank/マンク』2020年12月4日(金)独占配信開始

この度、上映時間が131分と判明した。デヴィッド・フィンチャー監督が過去に手掛けた長編映画の上映時間は以下の通り。

  • 『エイリアン3』(1992):114分(劇場公開版)、145分(完全版)
  • 『セブン』(1995):127分
  • 『ゲーム』(1997):128分
  • 『ファイト・クラブ』(1999):139分
  • 『パニック・ルーム』(2002):112分
  • 『ゾディアック』(2007):158分(劇場公開版)、163分(ディレクターズカット版)
  • 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008):165分
  • 『ソーシャル・ネットワーク』(2010):120分
  • 『ドラゴン・タトゥーの女』(2011):158分
  • 『ゴーン・ガール』(2014):149分

本作は、名匠オーソン・ウェルズ監督が手掛けた不朽の名作『市民ケーン』(1941)の脚本家ハーマン・J・マンキウィッツを主人公にしたモノクロ映画。アルコール依存症に苦悩しながらも、『市民ケーン』の脚本執筆に急ぐ主人公の姿を通して、1930年代のハリウッドの実態を紐解いていく。

『Mank/マンク』
Netflix映画『Mank/マンク』2020年12月4日(金)独占配信開始

出演者にはハーマン・J・マンキウィッツを演じるゲイリー・オールドマンの他、豪華俳優陣が終結した。オーソン・ウェルズ監督役に「オンリー・ゴッド」(2013)のトム・バーク、女優マリオン・デイヴィス役に『マンマ・ミーア!』シリーズのアマンダ・サイフリッド、女優リタ・アレクサンダー役に『あと1センチの恋』(2014)のリリー・コリンズ、ジョーゼフ・L・マンキウィッツ役に「オザークへようこそ」(2017-)のトム・ペルフリー、ルイス・B・メイヤー役に『フルメタル・ジャケット』(1987)のアーリス・ハワード、新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハースト役に「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)のチャールズ・ダンスなどが名を連ねている。

本作はデヴィッド・フィンチャー監督が長年温めてきた企画で、2003年に他界した実父ジャック・フィンチャーが生前に執筆した脚本を基にしている。念願の企画には、長年に渡りフィンチャー監督と仕事を共にしてきた製作陣が勢揃い。音楽には『ゴーン・ガール』(2014)などのトレント・レズナー&アッティカス・ロス、撮影監督には「マインドハンター」(2017-)などのエリック・メッサーシュミット、編集には『ソーシャル・ネットワーク』(2010)などのカーク・バクスターが参加している。

『Mank/マンク』
Netflix映画『Mank/マンク』2020年12月4日(金)独占配信開始

なお、『ソーシャル・ネットワーク』の脚本を務めたアーロン・ソーキンは本作を一足先に鑑賞した模様「最高に素晴らしい」と大絶賛している。

「偉大な脚本家である、(フィンチャー監督の)父が執筆した脚本を基に、デヴィッドは完璧に監督しました。デヴィッド・フィンチャーの基準でも息を呑む程に素晴らしかったです。ゲイリー・オールドマン、リリー・コリンズ、そしてマリオン・デイヴィスを演じるアマンダ・サイフリッドも見事な演技を披露していました。」

Netflix映画『Mank/マンク』は、2020年12月4 日(金)に独占配信開始。米国では配信に先駆けて、一部劇場にて11月公開予定。

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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