ルーク役マーク・ハミル、『スター・ウォーズ』について知らなさすぎる?「僕はサギ師みたいなもの」

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の劇場公開を控えたマーク・ハミルが、米誌のインタビューにて、『スター・ウォーズ』シリーズの知識があまりないことを打ち明けた。
1977年『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』から、オリジナル3部作の主人公ルーク・スカイウォーカーを演じてきたマークは、いわばシリーズのファンにとっての“レジェンド”というべき存在。けれども実際のところ、マークはファンから教えられることが多いようで……。
「僕はサギ師みたいなもの」
米Men’s Journalのインタビューに登場したマークは、『スター・ウォーズ』への知識について問われると、その“至らなさ”を一切隠していない。
「みなさんは(『スター・ウォーズ』について)すごく勉強していますね。小説やコミックを読んだり、ゲームをプレイしたりして。彼らに“ウーキー族の故郷の星はどこなんですか?”って聞かれたりするんです。しかしあらゆる意味で、熱心なファンのほうが、ジェダイとは何なのかを僕よりも理解していると思います。」
そういえばマークは、かつて英GQ誌の取材にて、かの名ゼリフ「嫌な予感がする(I have a bad feeling about this.)」を正確に覚えていないと明かしたことがあった。やはり細部への思い入れが深いのは、出演者よりもファンの方なのだろうか……?
「第1作で僕が言った、今では誰もが知っているセリフがあります。[中略]“すごく嫌な予感がする”だったか、“嫌な予感がする”だったか。みなさんのほうが(『スター・ウォーズ』を)僕よりも観ていますから、間違いを正してもらってるんです。僕が“メディカル・ドロイド”と言ったら、“IG-88ですよね!”とかね。オモチャになるまで名前が付かなかったものもたくさんあったんですよ。撮影では“メディカル・ドロイド”と呼んでいても、オモチャになると著作権の指定が必要になりますから。」
ちなみにMen’s Journalでは、そんなマークに対する息子の反応も語られている。
「『スター・ウォーズ』のゲームをやってると、船を格納庫から出した途端にクラッシュさせちゃうんで、息子が笑うんです。“黙っていれば、ジェダイとは何かを本当に知ってるんだって信じてもらえるかもしれないよ。喋ってみんなの夢を壊すよりは、そっちの方がいい”って言われますね。僕はサギ師みたいなものですよ。」
シリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は2017年12月15日より全国ロードショー。
Sources: http://comicbook.com/starwars/2017/11/23/mark-hamill-star-wars-knowledge-fraud/
Men’s Journal December 2o17 Vol.26, No.10
http://www.gq-magazine.co.uk/article/mark-hamill-star-wars-the-last-jedi
写真:ゼータ イメージ