『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』ルーク・スカイウォーカーはどう登場するか ─ マーク・ハミル、フォースゴーストのヒントを示唆

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(原題:Star Wars: The Rise of Skywalker)』は、スカイウォーカー・サーガ最終作だ。これまで、アナキン・スカイウォーカー(ダース・ベイダー)とルーク・スカイウォーカー、およびその後継者を中心に語られた壮大なスペース・オペラがついに幕を下ろす。
しかし、シリーズ前作『最後のジェダイ』(2017)では、その中心人物であるルーク・スカイウォーカーが物語を去っていた。大きな喪失感を抱えたままで『ライズ・オブ・スカイウィーカー』を迎えるわけであるが、もとよりルーク役のマーク・ハミルの再出演は正式にアナウンスされている。
でも、どうやって?自身が声優を務める映画『チャイルド・プレイ』のプレミアイベントに登場したマーク・ハミルは、米AP Entertainmentのインタビューでヒントを明かした。
フォースゴーストとしてカーテンコール
このイベントで、「『スター・ウォーズ』への出演、これでホントにホントに最後なんですか」と尋ねられたマークは「そうなってもらわないと」と答え、次のように続けている。
「僕は前作で終わったんです。登場できるとしたら、『スター・ウォーズ』神話ならではの理由だけですよ。ジェダイは戻ってきて、フォースゴーストとしてカーテンコールをやるんです。」
思い出されるのは、旧3部作の締めくくりである『エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)のラストだ。皇帝パルパティーンとダース・ベイダー、そして第2デス・スターを打ち破り、帝国軍との長きにわたる戦いを終わらせた反乱軍の戦士たちは、エンドアでイウォークの原住民たちを交えた宴を開いていた。安堵するルークがふと森の中に目をやると、霊界から支えてくれたヨーダ、オビ=ワン・ケノービのフォースゴーストの姿があった。そこに、善であるジェダイに”帰還”した父アナキン・スカイウォーカーも加わる。伝説のジェダイ騎士たちが一同に会し、優しい面持ちで”新たなる希望”の成長を喜んでいた……。
これをカーテンコールと呼ぶのならば、この度のマーク・ハミルの発言は『ライズ・オブ・スカイウィーカー』の重大なヒントとなるだろう。あくまで現世を去っているルーク・スカイウォーカーが次回作にどれほど関与するかは分からないが、少なくともフォースゴーストとして登場する可能性は極めて濃厚だ。ルーク以前のジェダイたちと、『ジェダイの帰還』を彷彿させる形で並んで姿を見せるのだろうか。
「エピソード9」となる映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(原題:Star Wars: The Rise of Skywalker)』は2019年12月20日(金)全国ロードショー。
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Source:AP Entertainment