実在の麻薬王を描く犯罪ドラマ『マスターマインド』始動 ― 仕掛け人は『アベンジャーズ』監督コンビ&『ファーゴ』脚本家ノア・ホーリー

『アメリカン・ホラー・ストーリー』(2011-)、『FARGO/ファーゴ』(2014-)、『アメリカン・クライム・ストーリー』(2016-)、『レギオン』(2017-)など数々の人気ドラマを製作している米FX局が、豪華スタッフによる犯罪ドラマ『マスターマインド(原題:The Mastermind)』を始動させた。
‘The Mastermind’ From Russo Brothers Set Up At FX With Noah Hawley Producing https://t.co/yd8DmfqY9l pic.twitter.com/uIy0fpvGee
— Deadline Hollywood (@DEADLINE) 2017年7月14日
本作『マスターマインド』は、ウェブメディア「アタビスト・マガジン」に連載されている、元プログラマーの麻薬王ポール・ル・ルーを追ったルポルタージュ記事を原作とするドラマ・シリーズ。
ショーランナーを務めるのは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)や『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年4月27日公開)のアンソニー&ジョー・ルッソ監督だ。二人はエグゼクティブ・プロデューサーも兼任するほか、Deadline誌によるとパイロット版でメガホンを取る可能性もあるという。
さらに本作への期待を高めるのは、ルッソ監督とともにエグゼクティブ・プロデューサーを務める才能の顔ぶれだ。
一人は『FARGO/ファーゴ』『レギオン』でショーランナーを務め、今や脚本家・プロデューサーとして引く手あまたのノア・ホーリー。日本でも『晩夏の墜落』(早川書房刊)が邦訳されるなど、小説家としても注目されている現在随一のクリエイターである。
さらに『ウォーキング・デッド』(2010-)などを手がけるスカイバウンド・エンターテインメントが、同作のプロデューサーであるデイビッド・アルパートとともに本作に携わることも決定している。
もっともルッソ監督は、現在『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のほか、2019年公開の『アベンジャーズ』第4作のために多忙を極めている。したがって本作を観られるのは当分先になるだろうが、きっと今のうちから覚えておいて損はない作品となるはずだ。続報の到着を楽しみにしておこう。
Sources: http://deadline.com/2017/07/the-mastermind-russo-brothers-fx-fargo-producers-26-keys-1202128911/
http://www.hollywoodreporter.com/live-feed/walking-dead-fargo-creators-team-fx-crime-drama-1020991
Eyecatch Image: https://twitter.com/DEADLINE/status/885899745289396224