【レポート】キアヌ・リーブス、日本全国を『マトリックス』カラーに染める ─ 日本マトリックス化イベント開催、コメント映像が到着

“聖人”キアヌ・リーブスが、日本全国に明かりを灯した。
世界に革命をもたらした伝説のSF映画『マトリックス』、シリーズ18年ぶりの“続編”である『マトリックス レザレクションズ』が2021年12月17日に公開されることを記念して、日本のファンを招いた第1作の特別上映会が東京・新宿ピカデリーにて開催。「日本マトリックス化」と銘打たれたイベントの途中には、なんと主演のキアヌ・リーブスがスクリーン越しに登場してくれた。
「コンニチワ、ジャパーン」。マトリックス・コードで埋め尽くされた空間を背景に、礼儀正しく一礼をして切り出したキアヌは、「ビッグスクリーンに帰ってきた『マトリックス』1作目を楽しんでください」とファンにメッセージ。その後も身振り手振りを交えながら、新作『マトリックス レザレクションズ』の告知もキアヌは忘れない。
「今日から全てが始まる」とキアヌが話すのは、本イベント最大の目的である「日本マトリックス化」の瞬間のサインである。「日本の僕の友人たちへ。日本をグリーンに染めますよ」と呼びかけたキアヌは、その直後に「5、4、 3、2、1。マトリックスへようこそ!」と合図。これにあわせて、東京、大阪、札幌、名古屋、福岡の全国5都市にそびえるランドマーク※がグリーンカラーに点灯した。
※東京「東京タワー」、大阪「OSAKA WHEEL」、名古屋「オアシス 21」、札幌「さっぽろテレビ塔」、福岡「福岡タワー」

これには、会場から拍手喝采が巻き起こった。なにせ、キアヌが合図一つで日本の夜に明かりを灯してしまったのだ。「マトリックスへようこそ」と歩み寄るキアヌに、会場は興奮で包まれた。
またイベントでは、『マトリックス』の大ファンだという武田真治、『マトリックス』が誕生した年と同じ1999年生まれの井上咲楽、そして映画大好き芸人としても知られる「おいでやすこが」のこがけんが登壇。それぞれが『マトリックス』との思い出や『レザレクションズ』への期待を語り、会場を盛り上げた。
ちなみにこがけんは、お馴染みハリウッド映画の想像モノマネを観客の前で披露。「やたらと陽気な別の世界線のネオがマシンガンで撃たれた時」という独特のシチュエーションを再現した。

映画『マトリックス レザレクションズ』は2021年12月17日(金)より全国公開。2021年12月10 日(金)から12月16日(木)までの1週間限定で、『マトリックス』第1作が初のIMAX上映で蘇る。