「ワンダヴィジョン」ダーシー役、今後のMCUでの複数登場を示唆 ─ 撮影も終了済み

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品「ワンダヴィジョン」で久しぶりに姿を見せたダーシー・ルイスについて、演じるカット・デニングスが今後のMCU作品への更なる登場を示唆している。
『マイティ・ソー』シリーズ第2作『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)以来約7年ぶりの復活を果たしたダーシー。同シリーズでは、ナタリー・ポートマン演じるジェーン・フォスターの親友として知られていたが、「ワンダヴィジョン」では、物語のミステリーを解決に導く重要な役どころを担っている。そんなダーシーが、数年先まで計画されている今後のMCUへ継続的に姿を見せるかもしれないのだ。
YouTube番組Extratvのインタビューを受けたデニングスは、現在オーストラリアで撮影中の『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題:Thor: Love and Thunder)』への関与を訊かれると、「出ないと思います」と返答。これについては以前、デニングス自身が同様の内容を発言をしていた。
続けて、「今後、(MCUで)何を控えているのでしょう?」と尋ねられたデニングス。「えっと、何があったでしょうか…」と一息つきながら、こう答えた。「今作(ラブ&サンダー)ではないマーベルの作品で、これから公開されるもののいくつか(の撮影)を終えています」。この予期せぬ告白に、インタビュアーも「一大事じゃないですか」と驚きの様子だ。
マーベル・スタジオの厳格な秘密保持契約にサインをしているであろうデニングスは、「他にも控えているのは確かです」と説明し、携わっている作品に関する明言を避けた。その一方で「先週(2月1日の週)は何の作品を撮ったか忘れてしまいました」とも話したデニングスだが、撮影した作品を“忘れてしまう”ほどとは、果たしていくつの作品に携わっているのだろう…?
ちなみに、ダーシーといえば、「ワンダヴィジョン」でナイスタッグを見せているジミー・ウー捜査官(ランドール・パーク)との単独スピンオフ企画がファンの間で期待されている。世代交代の過渡期にあるMCUの今後を牽引していく存在となる勢いすら感じられるダーシーだが、まずは「ワンダヴィジョン」での活躍を見届けよう。
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Source: Extratv