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『スパイダーマン』『ザ・バットマン』作曲家、マーベルのハロウィン・ドラマで監督就任

マイケル・ジアッキーノ
Photo by NASA/Aubrey Gemignani https://commons.wikimedia.org/wiki/File:NASA_Celebrates_60th_Anniversary_with_National_Symphony_Orchestra_(NHQ201806010022).jpg Remixed by THE RIVER

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)版『スパイダーマン』シリーズや、DC映画『ザ・バットマン』の作曲家であるマイケル・ジアッチーノが、MCU初のハロウィン・スペシャル(タイトル未定)で監督を務めることがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。

本作はディズニープラスのオリジナル作品として企画されているもので、満月の夜になると狼男に変身する“ワーウルフ・バイ・ナイト”を初めて実写化する作品になるとのこと。出演者として『オールド』(2021)『バベル』(2006)のガエル・ガルシア・ベルナル、「ザ・ネバーズ」(2021)『疑惑のチャンピオン』(2015)などのローラ・ドネリーの名前が報じられている。

『スター・トレック』『ジュラシック・ワールド』『猿の惑星』シリーズなどの音楽を手がけてきたジアッチーノは、MCUでは『スパイダーマン』シリーズのほか、『ドクター・ストレンジ』(2016)『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題)』(2022)の作曲を担当。『リメンバー・ミー』(2017)『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)『ズートピア』(2016)『インサイド・ヘッド』(2015)『カールじいさんの空飛ぶ家』(2009)などでディズニーへの貢献度も非常に高く、来たる『バズ・ライトイヤー』(2022)でも作曲を務める。

ジアッチーノはこれまでに自主制作の短編映画『Monster Challenge(原題)』(2018)や、『スター・トレック』のアンソロジー番組「スター・トレック:ショートトレック」シーズン2(2019)のアニメーション作品『Ephraim and Dot(原題)』で監督を担当。実写の長尺作品は今回が初めてだが、マーベルの起用理由やいかに。コミックのワーウルフ・バイ・ナイトには近年、音楽によって感情の制御が可能になるという設定もあるが…?

報道によると本作は約1時間の番組になる予定で、撮影は2022年3月中に開始予定。なお、配信時のタイトルは「ワーウルフ・バイ・ナイト」にはならないという。

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Source: The Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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