『ドクター・ストレンジ』ウォン役ベネディクト・ウォン、MCUのフェーズ4を「フェーズ・ウォン」とジョーク

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)は、物語の展開に応じて“フェーズ”という段階分けがなされており、『ブラック・ウィドウ』(2021)以降の現在は“フェーズ4”に位置する。このフェーズについて、『ドクター・ストレンジ』シリーズでウォン役を演じるベネディクト・ウォンが気の利いたジョークを飛ばしている。
ベネディクトが演じるウォンは、ドクター・ストレンジが魔術を学んだカマー・タージの荘厳なる図書館の守護者で、シリーズ第1作ではストレンジが読むべき本を見極め、正しい道へ導く重要な役割で登場。その後もウォンは、『アベンジャーズ』シリーズにストレンジの相棒として参戦した。
いまやMCUで欠かせない存在となったウォンを演じるベネディクトが、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のプロモーションで米Slash Filmのインタビューに登場。本作はベネディクトにとってMCUで6本目の出演作とあって、近作の活躍ぶりについて、自分の名前と演じるキャラクター名にかけたユーモアを交えながら回答している。
「“フェーズ・ウォン”と呼んでいます。楽しくて興味深い変化です。ウォンが新しい役割を引き受けることは、彼ら(ウォンとストレンジ)の間における大きな変化です。」
ウォンが引き受けた“新しい役割”とは、至高の魔術師であるソーサラー・スプリームのことだ。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)後にストレンジに代わり、ウォンがソーサラー・スプリームの称号を得たことが明らかになっている。つまり、ウォンはストレンジよりも立場が上なのであり、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)では主人公チャン・チーを導く役割も果たしている。
2022年5月4日(水・祝日)に日本公開される『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』と“フェーズ・ウォン”で、ベネディクト・ウォンがどんな活躍を見せてくれるのか楽しみだ。
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Source: Slash Film