『MEG ザ・モンスターズ２』は「僕なりの怪獣映画」と監督 ─ 「ゴジラ映画を撮りたい」

ジェイソン・ステイサムが超巨大ザメと死闘を繰り広げたサメ映画『MEG ザ・モンスター』（2018）の続編『MEG ザ・モンスターズ２』は、ただのサメ映画で終わる気はないようだ。新たに監督に就任したベン・ウィートリー監督、この海洋パニック映画に怪獣映画のバイブスを持ち込んだという。

第1作『MEG ザ・モンスター』では200万年前に絶滅したはずの巨大なサメ、メガドロンことMEGに襲われた潜水艦を助けるべく、テイラー（ステイサム）率いるレスキューダイバーたちが次々と舞台を移しながら壮絶なバトルに挑んだ。この続編の予告編ではいきなり恐竜が登場するほか、さらなる“恐怖”も襲来するという。つまりサメとは別の生物も登場するわけだ。

ウィートリー監督は米Comicbook.comで、「僕はぜひゴジラ映画を監督したいと願っています。モンスター映画の大ファン。『MEG ザ・モンスターズ２』は僕なりの怪獣（Kaiju）映画です」とアツいコメント。この続編は、巨大生物が猛威を振るう怪獣映画の要素と、サメ映画の伝統がぶつかり合う作品になっているらしい。

なお、筆者もベン・ウィートリー監督に直接取材を行っており、『ゴジラ』のほか、『エイリアン』からの影響についても聞き出している。インタビューの様子は近日公開する。

酷暑が続くこの夏、空調の効いた映画館でスカっと爽快の海洋パニック・エンタテインメント体験はいかが。『MEG ザ・モンスターズ２』は2023年8月25日、全国公開。

Source:Comicbook.com