『MEMORIA メモリア』予告編が公開 ─ アピチャッポン監督最新作、ティルダ・スウィントンが「地球の核から響く轟音」に導かれる

ティルダ・スウィントン主演最新作、『MEMORIA メモリア』が2022年3月4日に日本公開される。『ブンミおじさんの森』(2010)『光りの墓』(2015)などで知られる鬼才、アピチャッポン・ウィーラーセタクン監督最新作だ。この度、ポスタービジュアル&予告編が到着している。
『ブリスフリー・ユアーズ』『トロピカル・マラディ』『ブンミおじさんの森』に続き、本作でカンヌ国際映画祭4度目の受賞となったアピチャッポン・ウィーラセタクンの監督・脚本による最新作『MEMORIA メモリア』。2021年カイエ・デュ・シネマのベスト3入りや、全米映画批評家協会賞の撮影賞ノミネートなど、本年度の話題作として世界中を回り続けている。
南米コロンビアが舞台の本作は、監督が初めてタイ国外で制作した作品で、監督自身が経験した「頭内爆発音症候群」から着想を経た記憶の旅路が描かれる。ティルダ・スウィントンが演じるのは、コロンビアのメデジンで農ラン業を営むジェシカ。病床の妹を見舞うため首都ボゴタを訪ねた夜、ある音に襲われたことから、物語は動き始める。
公開された予告編は、ジェシカが音響スタジオで自分にしか聞こえない音について話す場面からスタートする。「地球の核から響く轟音のような」。その音に導かれるように、様々な場所を訪れるが、果たして彼女の行きつく先は……。

映画『MEMORIA メモリア』は、2022年3月4日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷他にてロードショー。