『ミッション:インポッシブル』新作の崖からバイクで飛ぶスタント、8回ジャンプして着地の約6秒前にパラシュートを開傘したトム・クルーズ

スーパースターのトム・クルーズは、映画の撮影で基本的にスタントマンを使わないことで有名だ。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(2018)で建物の間をジャンプするシーンにて右足首を骨折した逸話はよく知られている。そんな怖いもの知らずのトムが、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』のメイキング映像で大きな話題となったスタントに言及している。
その壮絶スタントシーンはトムがバイクに乗ったまま、目もくらむような高さの崖から決死のダイブでフリーフォールするというもの。米番組「Jimmy Kimmel Live!」にトムが出演した際、このスタントの撮影準備で、崖の近くを飛ぶヘリコプターからトムがスカイダイビングするメイキング映像が紹介された。これを見ながらトムが、「パラシュートが崖の方へ寄って行っているのが見えますよね。あれは危険なんです」と説明。「何回、あのシーンを撮影したんですか?」との司会者ジミー・キンメルの質問に「8回飛びました。ワイルドでしたよ」と答えたトムは、「観客を楽しませるためなら、使える全ての物、手にしているどんなツールでも使います」と、映画作りに対するアツい想いを語った。
さらにトムはバイクでフリーフォールする映像を見ながら、初めて崖からバイクで飛ぶ時にジャンプ・スロープが少し凍っていたと明かしている。ジャンプの時に身体と車体が完全に離れるよう、事故防止のために靴紐もテープで止め、バイクから手を放して飛び始めてから、地上へ着地する約6秒前にパラシュートを開いたという、人間離れしたスタントに挑んだようだ。「あなたのスタントダブルは、あなたが彼のスタントダブルだと思っているんじゃないですか」というキンメルのコメントに、トムは「僕にスタントダブルはいませんよ」と笑いながら答えた。
トムが再び観客のド肝を抜くようなスタントに果敢に挑む『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は、2023年7月14日に全国公開。
▼ 『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の記事
バイデン大統領、『ミッション:インポッシブル』観た後にAI規制の大統領令を発令 AI暴走が描かれた 『ミッション:インポッシブル』第8作、米公開が2025年5月へ大幅延期 ─ ストの影響大、タイトル変更の可能性も 『クワイエット・プレイス』前日譚も延期 『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』トム・クルーズのスタントは危険すぎるので一般保険ではカバーできない? 多い?少ない? 『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』未公開シーンが米公開、「本当に美しく映画に入れたかった」と監督 ノワール感満載 『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』10月18日デジタル配信、11月29日ブルーレイ&DVDリリース決定 超絶スタントをお家で
Source:@Jimmy Kimmel Live!