『ミッション:インポッシブル』第7作、本国では公開45日後に配信行きへ ─ 米パラマウントの新たな試み

トム・クルーズ主演の人気スパイアクションシリーズ『ミッション:インポッシブル』第7作(タイトル未定)の公開方法を巡って新たな動きだ。本国アメリカでは劇場公開から45日後に、製作・配給を担当する米パラマウント・ピクチャーズを擁する米ViacomCBSの新ストリーミングサービス「Paramount +」でリリースされることがわかった。米Deadlineが伝えている。
「Paramount+」は、2021年3月4日にアメリカ&ラテンアメリカ&カナダ、3月25日に北欧諸国にてサービスが開始予定。『ミッション:インポッシブル』第7作の米劇場公開日、2021年11月19日に変更が無い場合、本作の「Paramount+」でのリリース開始は、45日後の2022年1月3日となる。コロナ禍による不確定性を鑑みたものだと見られる。
『ミッション:インポッシブル』第7作のほか、エミリー・ブラントが主演を務める大ヒットホラー映画『クワイエット・ プレイス』(2018)の続編映画『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』(旧題『クワイエット・プレイス PARTII』)に対しても、同じ公開方法が採用されるという。同作の米劇場公開日は2021年9月17日。こちらも公開日に変更がなければ、「Paramount+」での配信開始日は同年11月1日となりそうだ。ちなみに、「Paramount+」を巡る日本での展開は不明。
パラマウントが新たに下した決断が、コロナ禍における一時的なものなのか、あるいは「Paramount +」を有効活用した新たな試みとして継続的に行われていくのかは定かでない。ともあれ、すでに劇場公開とストリーミング配信を活用した公開方法をスタートさせているDisney+(ディズニープラス)やHBO Maxの後に続く動きであることには違いない。
Source: Deadline