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『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』未公開シーンが米公開、「本当に美しく映画に入れたかった」と監督

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
©2023 PARAMOUNT PICTURES.

トム・クルーズ主演の大人気アクションシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』より、未公開シーンを捉えた特別映像が公開された。

映像内では、監督を務めたクリストファー・マッカリーが撮影したショットを見極めることの重要性を語っている。「こうしたショットを見ることで教訓が得られます」とマッカリー監督が解説するのは、本編からカットされた映像。トム演じるイーサンを背後から追うフォローショットや暗闇のトンネルを歩くイーサンを正面から捉えたショットなどが映し出される。

マッカリー監督は、「いくつかのショットは本当に美しく、映画にも入れたかったです」と語る一方、「映画製作の過程、もっと具体的に言えば編集のプロセスは、受け入れることの作業なんです」と取捨選択の重要性を強調。「ストーリーにおける居場所を見極めるため、ショット一つひとつと戦わなければいけない。物語における素晴らしい継続性を生むには、ショット自体もその存在を語りかけてこなければ全体として成り立たないんです」と続けている。

2時間43分で展開される濃くスリリングな物語がいかにして生み出されたのか、その真髄が垣間見られる本特別映像。米国では2023年10月31日より発売開始となる4K ULTRA HDに収録されている。

ちなみに、本作では脚本執筆時に検討されていた幻のオープニングシーンの存在も判明している。アレック・ボールドウィンが演じたアラン・ハイリー長官がイーサンに助言を与える回想の場面だったという。

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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