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『ミッション:インポッシブル』第7作、タイトル原題が発表

ミッション:インポッシブル/フォールアウト
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トム・クルーズ主演、人気スパイアクションシリーズ『ミッション:インポッシブル』第7作のタイトル(原題)が明らかになった。米パラマウント・ピクチャーズが、ラスベガスにて開催されたCinema Conにて発表した。

発表によると、第7作の原題は『ミッション:インポッシブル/デッド・レコニング パート・ワン(Mission Impossible — Dead Reckoning Part One)』。副題の「デッド・レコニング」とは、移動経路や距離などから位置を割り出すことで航行する“推測航法”という意味であり、転じて、情報のない中で推測や結果を出すことを指す言葉でもある。直訳すれば“死の報い”という言葉にもなるために、ダブル・ミーニングあるいはトリプル・ミーニングとなっている可能性もありそうだ。

既報の通り、シリーズの第7作・第8作は2部作として構想されているため、おそらく第8作の原題は『デッド・レコニング パート・ツー』になるものとみられる(公式発表はなされていない)。この2作は、長らくイーサン・ハントを演じてきたトム・クルーズを「送り出す」ものであり、シリーズおよびイーサン・ハント個人の旅路の集大成だといわれている。考えるほどに意味深なサブタイトルだと言えるだろう。

なお、第7作の撮影は2020年9月に開始され、翌2021年9月に終了したことがわかっている。もともと撮影が長期にわたることの多い『ミッション:インポッシブル』シリーズであり、また新型コロナウイルス禍のためにスケジュールの詳細は不明だが、2022年3月時点で、すでに製作チームは第8作の撮影に移っているようだ。

『ミッション:インポッシブル』第7作・第8作にはトム・クルーズをはじめ、イルサ・ファウスト役のレベッカ・ファーガソン、ベンジー役のサイモン・ペッグ、ルーサー役のヴィング・レイムスが続投。前作からホワイト・ウィドウ役のヴァネッサ・カービー、第1作からユージーン・キトリッジ役のヘンリー・ツェニーが復帰し、新キャストとしてヘイリー・アトウェル、ポム・クレメンティーフ、シェー・ウィガムらが参加。監督・脚本はクリストファー・マッカリーが務める。

映画『ミッション:インポッシブル/デッド・レコニング パート・ワン(原題:Mission Impossible — Dead Reckoning Part One)』は2023年7月14日、続く第8作は2024年6月28日に米国公開予定。

Source: Collider

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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