『ミッション:インポッシブル』続編、トム・クルーズにアイデアあり ― 宇宙行きは「SpaceXかNASA次第」

2018年夏、激しいアクションと熱量で全世界を圧倒したシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』から未だ数ヶ月。主人公イーサン・ハント役を務め、プロデューサーを兼任する俳優トム・クルーズは、すでに次回作の構想に着手しているようだ。
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(2015)、そして『フォールアウト』の脚本・監督を担当したクリストファー・マッカリーは、米Colliderの取材にて「『ミッション:インポッシブル7』がどうなるのか、言うなら今だと思うんですけど」という強気の問いかけに応じている。
「言えるのは、トムには(次回作の)大きなアイデアがたくさんあるってことですよ。世界一のアイデアがね。」

2018年11月現在、米パラマウント・ピクチャーズは『ミッション:インポッシブル』シリーズの次回作を正式にアナウンスしていない。製作が実現するとして、クリストファー監督が再登板するかどうかもわからない状況だ。ただし、トムやスタジオは以前から監督の続投を望んでいるとみられる。
ちなみに以前、クリストファー監督は次回作への登板について「ぐっすり昼寝してから考える」と話していた。今回のインタビューでは「まだ昼寝してないので」と述べており、引き続き明言を避けている。
トム・クルーズは宇宙に行くか
ところでトムによる『ミッション:インポッシブル』シリーズのアイデアといえば、『フォールアウト』公開時には「宇宙行きを考えている」発言が大きな話題を呼んだ。当時、トムは「どうやって行くか、なんですよね」と述べて、“イーサン・ハントが宇宙に行く”というミッションをどうやって映画の脚本に組み込むかという問題に言及していたのだ。
クリストファー監督は、もしかすると実現するかもしれない「宇宙行き」のミッションについてこのように話している。
「完全にSpaceXやNASA次第ですね。僕が思うに、(宇宙に行くなら)彼らが関わらないといけないでしょうね。あるいはパラマウント・ピクチャーズ次第ですよ。彼らがいくら投資したいのかがわかりませんからね。」
回答がリアルすぎて、“やる時は本気でやる”という姿勢が早くも見え隠れしているではないか。ちなみにインタビュアーの「トムと監督、お二人とも止まりませんよね」という感想に対して、クリストファー監督が返した言葉がこちらである。
「ええ、それがトム・クルーズなんです。だからこういうことになるんですよ、彼は友達に休みを取らせようとしませんから。」
映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』Blu-ray&DVDは2018年12月19日(水)発売&レンタル開始。
『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』公式サイト:http://paramount.nbcuni.co.jp/mi6/
Source: Collider