トム・クルーズ、ヘリで現れたと思ったらいきなり飛び降りる ─ 「それがウォーミングアップだった」と共演者ビビる

究極のスタントに挑み続ける超人、トム・クルーズ主演のシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』。本作でハイライトのひとつとなった、絶壁からバイクに乗ったままフリーフォールするシーンの撮影前、トムがとんでもない形でウォーミングアップをしていたことが判明した。
米The Hollywood Reporterのインタビューに、本作でデガス役を演じたグレッグ・ターザン・デイヴィスが登場。驚愕の撮影秘話を披露した。
「僕たちが最初に山頂に着いて橋を歩いていたら、トムがヘリコプターの外側にぶら下がって飛んで来て、こっちに向かって手を振っていました。すると突然、彼が落下して、ヘリコプターから飛び降りて自死したように見えたんです。それがウォーミングアップだったんですよ! だから、彼がバイクジャンプをするのを見て、その音が通り過ぎていくのを聞いた時は、“ああ、本当に現実なんだ”と実感しました。今日、その映像を3年ぶりに見たから、思い出が蘇ってきましたよ。」
バイクジャンプのウォームアップがヘリからのジャンプとは、どれだけトムが怖いもの知らずであるかを物語っていると言えそう。その場でフリーフォールの成功を見ていた人々が笑いながら反応していたのは、デイヴィスいわく、トムの成し遂げた狂気から自分たちを落ち着かせるための対処法だったという。

ちなみにデイヴィスは、『トップガン マーヴェリック』(2022)でコヨーテ役を演じ、『PART ONE』では早くも2度目のタッグとなった。すでに『マーヴェリック』でトムの猪突猛進ぶりや無鉄砲さを経験済みのはずだが、それでも驚かされることが多かったようだ。
映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は公開中。
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Source:The Hollywood Reporter