『メン・イン・ブラック』スピンオフ映画に『ストレイト・アウタ・コンプトン』監督が交渉中 ─ 主役は男女チームの可能性も

『メン・イン・ブラック』シリーズのスピンオフとなる映画作品の監督に、『ストレイト・アウタ・コンプトン』(2015)『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017)を手掛けたF・ゲイリー・グレイが交渉中であることが分かった。また、主役のうち一人が女性になる可能性もあるという。米国時間2018年2月1日、Varietyが報じている。
『メン・イン・ブラック』シリーズは、ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズのW主演で1997年より3度にわたって製作されたSFアクション・コメディだ。地球上のエイリアンの監視および取り締まりを主な任務とする黒ずくめの男たち(メン・イン・ブラック)の活躍を描き、多くの観客を魅了した。
2017年秋頃、新たな登場人物が活躍する『メン・イン・ブラック』スピンオフ映画が製作されると報じられたが、その時点で監督は未定だった。この度交渉中と伝えられたF・ゲイリー・グレイは、ミュージック・ビデオの監督としてキャリアをスタートさせ、アイス・キューブやジェイ・Zなど大物アーティストのミュージック・ビデオを多く製作してきた人物だ。映画監督業に進出してからは『交渉人』(1998)のようなサスペンスタッチの作品から、ヒップホップ映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』(2015)、アクション大作『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017)まで幅広い作風を見せている。
主役のひとりは女性の可能性も
この度製作されるスピンオフ作品では、過去シリーズの世界観を踏襲しつつもウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズに代わって新たな役者が起用される。主役のうちひとりは女性になる可能性が高いそうだ。オリジナルの『メン・イン・ブラック』シリーズのようにコンビになるのか、もしくは3人以上のグループになるのかは明らかにされていない。
映画『メン・イン・ブラック』スピンオフ作品(正式タイトル不明)は、2019年5月17日より米国公開予定。脚本を担当するのは『アイアンマン』(2008)を手掛けたマット・ホロウェイ&アート・マーカムのコンビ。製作総指揮はシリーズの過去作品と同じくスティーブン・スピルバーグが務める。
(文:まだい)
Source: http://variety.com/2018/film/news/men-in-black-reboot-f-gary-gray-1202637990/