クリス・ヘムズワース主演『メン・イン・ブラック』スピンオフ映画に「エージェントO」が再登場 ― エマ・トンプソンの出演が判明

クリス・ヘムズワース主演、人気SFコメディ『メン・イン・ブラック』シリーズのスピンオフ映画に、『メン・イン・ブラック3』(2012)でエージェントO役を演じたエマ・トンプソンが出演することがわかった。米The Hollywood Reporter誌が報じている。
地球上のエイリアンの監視・取り締まりを任務とする組織、通称「メン・イン・ブラック(MIB)」のエージェントによる活躍を描いた『メン・イン・ブラック』シリーズは、トミー・リー・ジョーンズ&ウィル・スミス主演で1997年、2002年、2012年に製作された。このたび製作されているスピンオフ映画の詳細は不明だが、シリーズの過去作品よりも大スケールに、世界を股にかけて展開する作品になるという。
『ハワーズ・エンド』(1992)や『日の名残り』(1993)、『いつか晴れた日に』(1995)などで高い評価を受けたエマ・トンプソンは、近年は『ハリー・ポッター』シリーズのシビル・トレローニー役でも映画ファンに知られる名女優。『メン・イン・ブラック』の新作スピンオフ映画では、7年ぶりにエージェントOを演じることになる。なお、本作にシリーズのキャラクターが再登場すると報じられたのは今回が初めてだ。
Plot details and most character details are being kept secret but it is known that Emma Thompson will reprise the role of Agent 0, the chief of the #MenInBlack organization https://t.co/ycYmBeyFzV pic.twitter.com/R7xhTzdeSq
— Hollywood Reporter (@THR) 2018年7月24日
『メン・イン・ブラック』のスピンオフ映画は2018年7月にイギリス・ロンドンにて撮影が開始されており、クリス・ヘムズワースのほか、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)のテッサ・トンプソンが出演。また、MIBのイギリス支部長役で『96時間』シリーズや『スター・ウォーズ 』クワイ・ガン・ジン役のリーアム・ニーソンが出演交渉に入ったことが報じられているほか、『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』(2017)のクメイル・ナンジアニも出演する。
監督を務めるのは『ストレイト・アウタ・コンプトン』(2015)や『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017) のF・ゲイリー・グレイ。脚本は『アイアンマン』(2008)や『トランスフォーマー/最後の騎士王』(2017)のマット・ホロウェイ&アート・マーカムが共同執筆する。
映画『メン・イン・ブラック』の新作スピンオフ映画(タイトル不明)は2019年5月17日に米国公開予定。
Source: THR
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