破壊王マイケル・ベイ、初のドラマ監督作が進行中 ─ 『クローバーフィールド』新作の脚本家とタッグ

『アルマゲドン』(1998)『トランスフォーマー』シリーズなどの“ハリウッドの破壊王”マイケル・ベイが、Amazon Studios製作のアクションドラマでテレビシリーズの監督に初進出することがわかった。
米Deadlineによると、タイトル未定の本作は、アメリカ国境の南側で活動するアメリカ人賞金稼ぎの物語。主人公の男は犯罪者を追いつめる過程で、メキシコ・カルテルとのトラブルに巻き込まれてしまう。監督をベイが務めるほか、脚本を「Giri / Haji」(2019)のジョー・バートンが担当。製作総指揮にベイ&バートンのほか、ベイの製作会社プラチナム・デューンズよりブラッド・フラーが参加した。
本作はベイの実体験が基になっており、「5年前、コスタリカで毎日サーフィンをしながら楽しく暮らしている元連邦捜査官とつるんだ体験に着想を得た」と語っている。「彼は、南米に潜んでいる“悪い外国人”を追跡することで、コスタリカでの気楽で楽しいライフスタイルを維持していたのです」。
また、バートンは「マイケル・ベイやAmazonと協力し合い、このスリリングでアクション満載の番組をお届けできることに、これ以上ないほど興奮しています」とのコメントを発表した。BAFTA(英国アカデミー賞)にノミネートされたこともあるバートンは、「Giri / Haji」のほか『クローバーフィールド』シリーズ最新作(タイトル未定)のほか、マーク・ウォールバーグ&ハル・ベリー主演のNetflix映画『The Union(原題)』を執筆。『アマデウス』(1984)のリミテッドシリーズ版も企画中だ。
なお、いまや“ハリウッドで最も稼ぐ監督”のひとりであるベイは、これまでに『バッドボーイズ』『トランスフォーマー』シリーズなど数々の大ヒット作を手がけてきた。近作には、ジェイク・ギレンホール主演のスリラー『アンビュランス』(2022)がある。
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Source:Deadline