『ミッドウェイ』真珠湾攻撃シーン本編映像、圧倒的スケールで歴史を再現

『インデペンデンス・デイ』(1996)ローランド・エメリッヒ監督が、20年ものリサーチを経て「ミッドウェイ海戦」を描く『ミッドウェイ』が2020年9月11日(金)に公開される。このたび、歴史が大きく動くきっかけとなり、のちにミッドウェイ海戦へと繋がる“真珠湾攻撃”を描いた本編映像が到着した。
未曾有の戦いとなった第二次世界大戦において、「ミッドウェイ海戦」は歴史を左右するターニングポイントとなった激戦として知られる。1942年、北太平洋のハワイ諸島北西にあるミッドウェイ島にて日本とアメリカが激突。巨大な航空母艦、世界最大の「大和」を含む超弩級の戦艦、戦闘機、急降下爆撃機、潜水艦が出動し、空中・海上・海中のすべてが戦場となった。運命の3日間、なにが彼らの勝敗を分けたのか。
『ミッドウェイ』を手がけたエメリッヒ監督は、ディザスター映画などで“破壊王”の異名を持つクリエイター。真珠湾攻撃のシーンは、歴史上の事実が最先端の映像で再現され、監督ならではの圧倒的スケールで展開する。ハワイ諸島・真珠湾に停泊していたアメリカ海軍の艦隊を、日本軍の艦上機部隊が急襲。艦からほど遠い民家が揺れるほどの、銃爆撃の雨が降りしきる中、予期せぬ攻撃にアメリカ海軍は啞然とするのだった。
「負傷者は艦内へ、他の者は戦闘配置」。米海軍が立て直しを試みるも、日本軍の艦上機部隊を前になすすべもなく、軍は甚大な被害を受けた。大きな戦果を上げた日本と、大きな痛手を負ったアメリカ。この真珠湾攻撃が、兵力と知力のすべてを注いだミッドウェイ海戦へと繋がることになる。真珠湾攻撃からミッドウェイ海戦まで、日米双方の視点によって見えてくる歴史的海戦の全貌を、ぜひスクリーンで見届けてほしい。
監督は、『インデペンデンス・デイ』シリーズのローランド・エメリッヒ。観客のド肝を抜く一大スペクタクル映像の第一人者が、20年に及ぶリサーチと新たに発見された日本軍側の貴重な資料をもとに、両軍に敬意を捧げて史実を再現。山本五十六やチェスター・ニミッツなど実在の人物を演じるキャスト陣には、ウディ・ハレルソン、パトリック・ウィルソン、デニス・クエイド、アーロン・エッカート、豊川悦司、浅野忠信、國村隼など日米の実力者たちが集結した。
映画『ミッドウェイ』は2020年9月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。
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