「ムーンナイト」故ギャスパー・ウリエル、レイラ役が共演を振り返る ─「どんなときにも全力でした」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「ムーンナイト」の第3話に、2022年1月、スキー中の不慮の衝突事故により37歳という若さで死去した俳優、ギャスパー・ウリエルが登場した。
『ハンニバル・ライジング』(2007)や『SAINT LAURENT サンローラン』(2014)、『たかが世界の終わり』(2016)などで知られる仏出身のギャスパー・ウリエルにとって、「ムーンナイト」は遺作となる。第3話では、アントン・モガートという美術品収集家として登場し、マーク・スペクター/スティーヴン・グラント(オスカー・アイザック)&レイラ(メイ・キャラマウィ)と対面することになった。コミックにおけるアントン・モガートは、“ミッドナイトマン”というヴィランとしても知られている。
ライラ役のキャラマウィは、「いまもショックを受けています。まさに悲劇としか言いようがありません」と、ウリエルの突然かつ早すぎる死を惜しみつつ、彼との共演を英Entertainment Weeklyで振り返っている。
「とても気さくで温かい方でした。あるシーンを1週間かけて撮影したのですが、彼はとにかく静かな雰囲気でいたんです。ただ、話してみると彼は本当に面白くて、どんなときにも全力で取り組んでいました。多くのものを与えてくれたので、彼との仕事は楽しかったです。」
キャラマウィはウリエルとの共演に多大な影響を受けたようだが、「彼は家族について、特に息子さんについてよく話してくれました」と私的な話も交わしたといい、「私の愛は彼らに捧げます」と述べている。
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ドラマ「ムーンナイト」におけるウリエルふんするアントンの今後の展開については定かでないが、さらなる登場に期待したい。そしてあらためて、ご冥福をお祈りします。
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Source: Entertainment Weekly