マーベルドラマ「ムーンナイト」にNetflix「ウィッチャー」脚本家が参加 ─ 人気シリーズ同時に手がける

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「ムーンナイト(原題:Moon Knight)」の脚本家として、Netflixドラマ「ウィッチャー」(2019-)のボウ・デ・マヨが加わっていることがわかった。ボウが自身のSNSを通じて明かしている。
コミック『ムーンナイト』は、心の病を抱えた元傭兵である主人公マーク・スペクター/ムーンナイトが、エジプトでの任務にて重傷を負ったのち、月の神コンシューと契約を結び、自称・神の化身として蘇る物語。月の満ち欠けに影響されるヒーローとしての能力を駆使し、マークは白い装束に身を包んで戦いに臨むのだ。複数の人格を持ち合わせているムーンナイトは、脳内にキャプテン・アメリカ、ウルヴァリン、スパイダーマンを作り出したこともある。
かねてより映像化が熱望されていたムーンナイトのドラマ化にあたっては、同じくNetflixドラマ「アンブレラ・アカデミー」(2019-)を手がけたジェレミー・スレイターが脚本作業を進行中。ディズニーの映像配信サービス「Disney+」での配信が予定されている本作ではあるが、“ライバル”Netflixで実力を示した書き手が相次いで起用されている形だ。
ボウ・デ・マヨが脚本・製作を務める「ウィッチャー」は、2019年に配信されたNetflixドラマとして、米国内で「ストレンジャー・シングス」(2016-)に次ぐ再生回数を記録。2021年にはシーズン2が配信予定であるほか、アニメ映画『The Witcher: Nightmare of the Wolf(原題)』の製作も発表されており、ボウはこちらにも続投する。
2020年1月現在、マーベル・スタジオは「ムーンナイト」のほか、ドラマシリーズとして「ロキ」「ホークアイ」「Ms.マーベル」「シーハルク」を準備中。ムーンナイト、Ms.マーベル、シーハルクはそれぞれのドラマシリーズにて初登場となる見込みだが、将来的には映画への合流が構想されている。同じくDisney+作品となる、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」「ワンダヴィジョン」は撮影が進められているところだ(タイトルはすべて原題)。
Sources: Beau DeMayo, ComicBook.com