エメリッヒ最新SF超大作『ムーンフォール』7月29日よりPrime Videoで独占配信開始へ ─ 月が地球に激突？ハル・ベリー主演

『インデペンデンス・デイ』（1996）『デイ・アフター・トゥモロー』（2004）などを手がけてきたハリウッドの破壊王ことローランド・エメリッヒ監督の最新超大作映画『ムーンフォール』が、2022年7月29日（金）よりPrime Videoで独占配信開始となることが発表された。あわせて、タイトルの通りまるで落下するかのように月が接近し、地球が滅亡寸前の危機に瀕している様を現した衝撃的なキーアートが公開されている。

2021年、NASAの宇宙センターは衝撃と緊張に包まれた。未知の力で軌道から弾かれた月が、数週間で地球に激突するということが判明。この謎に立ち向かう危険な任務に、NASA副長官のジョー（ハル・ベリー）、超一流の宇宙飛行士だったが、ある事故の責任から今はNASAを離れたブライアン（パトリック・ウィルソン）、自称“天文学博士”で陰謀論者のK.C.（ジョン・ブラッドリー）が挑む。最終手段の核爆弾が用意され、人々がパニックに襲われる中、果たして彼らは人類を救うことが出来るのか？そして月に隠された秘密とは？

メガホンを取ったのはパニック・ムービーの金字塔『インデペンデンス・デイ』を生み出したローランド・エメリッヒ監督。今回の作品は監督のキャリア史上最も壮大なスケール。月が地球に衝突するという現実に起こり得る危機に、国家機密や歴史に隠された秘密を縦横無尽に織り込むサスペンスフルな展開に息をのみ、家族への愛や仲間との絆に胸が熱くなるスペクタクル巨編が完成した。

さらに、豪華キャストも集結だ。NASA幹部で元宇宙飛行士のジョシンダ・“ジョー”・ファウラー役に『チョコレート』（2001）でアカデミー賞®主演女優賞を獲得し、『X-MEN』シリーズでもお馴染みのハル・ベリー、彼女の過去の友人のブライアン・ハーパー役に『ミッドウェイ』（2019）や『アクアマン』『死霊館』シリーズのパトリック・ウィルソン。そして憎めない陰謀論者のKC・ハウスマン役には「ゲーム・オブ・スローンズ」（2011-2019）のサムウェル・ターリー役でお馴染みのジョン・ブラッドリーが抜擢された。また、過去の事件のことを知る男ホールデンフィールドを演じるのは、「24 -TWENTY FOUR-」キーファー・サザーランドの父でもある名優ドナルド・サザーランドだ。

ムーンフォールのアイデアについて、エメリッヒ監督は「月は自然に出来た天体ではないと信じている人たちがいて。映画にとっては心惹かれるアイデアだと思いました」と語っている。「そんな物体が地球に落ちてきたらどうなるだろう？かと」。また、過去のエメリッヒ監督作品でもストーリーの中心となってきた“家族の関係”は、本作でも中核を成している。「地球を守るために月へ向かうミッションに乗り出す者たち、さらには後に残され、月が地球と衝突するコースにいるという激動の事態を生き抜こうと奮闘する家族」が本作では描かれているとエメリッヒ監督はコメントした。

『ムーンフォール』は『Who Built The Moon』という本を読んでいたエメリッヒ監督が、「月が地球を攻撃したらどうなるのか」という疑問を抱いたことがアイデアの元となった。本作でエメリッヒ監督は脚本と製作も兼任。このほか、エメリッヒ監督の作品ではお馴染みの盟友ハラルド・クローサーが脚本と製作を務め、2022年米公開予定『エクスペンダブルズ4』のスペンサー・コーエンも脚本と製作総指揮として名を連ねている。

脚本執筆の際、コンセプトはとてもリアルで偽りのないものにすることが大前提だった為、製作スタッフは科学者やNASAのジェット推進研究所で働く人達と多くの話し合いを実施したという。エメリッヒ監督は「彼らから聞いた話はとても興味深いものでした。仮に月が軌道を外れたら、円から楕円の軌道へと変わり、その軌道がどんどん小さくなってから衝突するだろう、と。そこにまず、私たちは大いに興奮しました」とコメント。こうして完成した待望のSFパニック・エンターテイメント超大作『ムーンフォール』に乞うご期待。

映画『ムーンフォール』はPrime Videoにて2022年7月29日（金）独占配信開始。4K HDRでも視聴可能。