「ムーンナイト」オスカー・アイザックが起用された理由とは? ─ オファーの意図、ケヴィン・ファイギが明かす

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の最新ドラマ「ムーンナイト」の主演としてマーベル・スタジオからオファーを受けたオスカー・アイザック。MCUの新ヒーローとなるムーンナイト役として、なぜアイザックに白羽の矢が立ったのだろうか。
英Empireでは、オファーしたまさにその人、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが起用の意図を明かしている。ファイギによれば、製作側がアイザックのファンだったこと、さらにアイザック自身もマーベル作品が大好きだろうと推測したこと、つまり二者は両思いだという考えに基づいてオファーすることが決定したという。
なぜ製作側がアイザックはマーベルが好きだと推測したのかというと、それはアイザックのフィルモグラフィーを判断してのこと。アイザックは『スター・ウォーズ』シリーズのポー・ダメロン役、『X-MEN:アポカリプス』(2016)のアポカリプス役で知られている。さらに2018年には『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)にカメオ出演するなど、アイザックはポップカルチャーを代表する作品への出演に積極的な印象だ。
そんなアイザックについて、ファイギは「ふさわしい役柄を探してあげられたかというと必ずしもそうとは限らないですよね」と続ける。そこで「ムーンナイト」のアイデアが浮上するや、ファイギはアイザックにアプローチしたのだ。
ところでアイザックは、「ムーンナイト」で主演のほかに製作総指揮を兼任している。ファイギによればアイザックは「“もしかしたらいけるかもしれない”という思うような、既存の枠にとらわれないアイデアを幾つか出してくれた」という。さらにファイギは、アイザック発案のアイデアについて「ネタバレ注意です」としながら、「実際にいけました」と本編で採用されていることを明かした。
ドラマ「ムーンナイト」はディズニープラスにて、2022年3月30日(水)16時より日米同時配信開始。
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Source: Empire(参照:Comicbook)