『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』史実にはなかった「もしも」の対面 ─ 「理解しあえたはずだった」シアーシャ・ローナン&マーゴット・ロビーが語る

『レディ・バード』(2017)のシアーシャ・ローナン、『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2018)のマーゴット・ロビーというアカデミー賞ノミネート女優ふたりが、激動の16世紀英国を生きたふたりの女王を演じる『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』が、2019年3月15日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国公開される。
このたび、“永遠のライバル”同士であるメアリーとエリザベスの関係性について、シアーシャ&マーゴットと監督が語った特別映像が公開された。今回が初公開となる本編映像も含まれた約3分間をじっくりとご覧いただきたい。
永遠のライバルが“もしも”対面していたら?
『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』は、スコットランド女王メアリー・スチュアートとイングランド女王エリザベスⅠ世の波乱に満ちた人生を描く物語だ。生後すぐにスコットランド女王、16歳でフランス王妃となったメアリー・スチュアートは、未亡人となった18歳でスコットランドへと帰国し王位に戻る。メアリーは隣国イングランドの王位継承権を主張、エリザベスⅠ世の権力を脅かすのだった。
隣り合った国に君臨するふたりの女王は、従姉妹同士でありながら、実際には一度も顔を合わせることがなかった。書簡のやりとりの中でお互いを「お従姉さま」「我が妹」と呼び合っていたのだ。王位継承権を争いながらも歩み寄ろうと努力するが、さまざまな陰謀がうずまく宮廷で、「彼女たちは周りの臣下によって仲たがいをさせられた」のだと監督は語る。
本作では、そんなふたりの女王が実際には果たせなかった悲願の対面シーンが描かれる。「友好な関係を求めたのにかなわなかった」というシアーシャと「誰よりも理解し合えたはずだった」とマーゴットが語る、ふたりの女王はどのような運命をたどるのだろうか。歴史の“もしも”に想いを馳せながら、16世紀英国を揺るがした“永遠のライバル”の切ない対面シーンをスクリーンでご覧いただきたい。なお今回の特別映像には、ジャック・ロウデン演じるダーンリー卿とメアリー・スチュアートの濃厚なキスシーンなど、初公開の本編映像も収録されている。
映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』は、2019年3月15日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国ロードショー。
『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』公式サイト:http://www.2queens.jp/