「ミズ・マーベル」は『ザ・マーベルズ』にどう繋がる? ─ 脚本家が明かす、ドラマから映画への橋渡し

Disney+にて配信中のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ドラマ「ミズ・マーベル」では、キャプテン・マーベルに憧れを抱く高校生、カマラ・カーンが強大な力を手に入れ、ミズ・マーベルとなる。MCU初登場となるミズ・マーベルは、『キャプテン・マーベル』(2019)の続編映画、『ザ・マーベルズ(原題)』にも登場することが判明済み。いかにして同作との矛盾を引き起こさないよう、「ミズ・マーベル」の物語は作り上げられたのだろうか?
「『ミズ・マーベル』のライターズルームを立ち上げたときには、『ザ・マーベルズ』が実現することや、そこにミズ・マーベルが加わることもすでにわかっていたんです」。こう語るのは、「ミズ・マーベル」ヘッドライターのビシャ・K・アリだ。
とはいえビシャは、『ザ・マーベルズ』での展開を把握していたわけではないようで、「そのときも今も知らないことは、映画で何が起きるのかです。ただ、いくつか推測しているものがありました」と、米The Hollywood Reporterにて話している。「(アメリカ・)ジャージーシティに住む、ティーンネイジャーの力のない女の子を、その映画で何が起こってもいいように準備させなければならないことはわかっていました。だから、そことの繋がりは強く意識していましたよ」。
ヘッドライターのビシャがどんな予想を立てていたのかは具体的には説明されていないが、『ザ・マーベルズ』におけるミズ・マーベルはドラマ以上の活躍が期待されるため、そこに至るまでの成長の過程を描く必要があると考えたのだろう。また、『ザ・マーベルズ』の製作が本格化する頃には、「ミズ・マーベル」の脚本はすでにほとんど書き終えられていたそうだ。
「だから、彼らは私たちの脚本をすべて読んでいて、何が起きるのかを把握していたんです。そのすべてを念頭に置いた上で映画に臨んでいたわけです。ただ、その物語がどこに向かうのか、ぜひとも知りたいですね。」
つまり、「ミズ・マーベル」の脚本家たちは、『ザ・マーベルズ』を意識しながらも、その展開に大きく左右されることなく、カマラ・カーンことミズ・マーベルのはじまりの物語をある程度自由に描くことが可能だったというわけだ。
2022年6月8日より配信開始となった「ミズ・マーベル」。全6話とされている本作は、本記事時点で第2話まで配信されており、残すところあと4エピソード。果たして、『ザ・マーベルズ』へと繋がる展開は描かれるのか、引き続き注目していきたい。
ちなみに『ザ・マーベルズ』は、2023年7月28日より公開予定。ブリー・ラーソン主演、監督を担当したのは『キャンディマン』(2021)のニア・ダコスタだ。
Source: The Hollywood Reporter