『パシフィック・リム』アニメ版、Netflixで2021年春配信 ─ メカと魔法の戦国時代「Yasuke」、フィリピン発の超常現象アクション「異界探偵トレセ」も

2020年10月27日(火)、Netflixが2020年後半~2021年に配信する作品の最新情報を全世界に向けて発表する「Netflix アニメフェスティバル 2020」が開催された。『パシフィック・リム』シリーズのスピンオフアニメ「パシフィック・リム: 暗黒の大陸」や、『ゲット・アウト』(2017)『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(2019)のラキース・スタンフィールド主演アニメ「Yasuke -ヤスケ-」、フィリピン発のスーパーナチュラル・アクション「異界探偵トレセ」など注目の新作を本記事ではご紹介。「バイオハザード」「トランスフォーマー」新作もチェック!
「Yasuke -ヤスケ-」
メカと魔法の入り交じる群雄割拠の戦国時代。一度は隠居の身となった浪人・弥助(ヤスケ)が、邪悪な力によって命を狙われる不思議な子供を運ぶために再び刀を取る。伝説の大名・織田信長に実際に仕えたという、初のアフリカ人侍・ヤスケの物語が世界へ放たれる。主演をラキース・スタンフィールドが務める。
制作・監督・製作総指揮はラション・トーマス、キャラクターデザインは「アイアンマン」(2010)『アニマトリックス ワールド・レコード』(2003)などの小池健。音楽&製作総指揮はフライング・ロータスが担当する。アニメーション制作は気鋭のスタジオ、MAPPA。2021年春、全世界独占配信。
「パシフィック・リム: 暗黒の大陸」
あの『パシフィック・リム』シリーズがアニメーションとして登場。かつて、太平洋の海底から次々と現れたKAIJUを迎撃するため、人類は巨大なロボット兵器イェーガーを開発した。時は流れ、今度はオーストラリアがKAIJUに襲撃され、大陸全土で人々は避難を余儀なくされることに。取り残された兄のテイラー、妹のヘイリーは、老朽化のために打ち捨てられたイェーガーの操縦を覚え、わずかな望みを胸に、行方不明の両親を捜す決死の旅に乗り出す。
共同制作は『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)脚本のクレイグ・カイル、「X-MEN: エボリューション」のグレッグ・ジョンソン。『パシフィック・リム』シリーズのほか、『GODZILLA ゴジラ』シリーズや『名探偵ピカチュウ』でも知られるレジェンダリー・ピクチャーズが製作を務め、アニメーション制作はポリゴン・ピクチュアズ。2021年春、全世界独占配信。
「異界探偵トレセ」
フィリピン発、マニラを舞台に繰り広げられるスーパーナチュラル・アクションが登場する。同名グラフィック・ノベルを原作に、フィリピンに伝わる伝説の生物が人間たちのあいだに身を潜めて暮らすマニラの地で、主人公アレクサンドラ・トレースが、邪悪な生物うごめく裏社会と対峙する物語が繰り広げられる。
原作はバジェッテ・タン&カジョ・バルディッシモ。製作総指揮は、ザック・スナイダー監督『アーミー・オブ・ザ・デッド(原題)』のアニメ版「アーミー・オブ・ザ・デッド:ロスト・ベガス (原題)」も手がけるジェイ・オリヴァが務める。2021年、全世界独占配信。
「バイオハザード:インフィニット ダークネス」
全世界でシリーズ累計出荷本数1億本以上を超えるサバイバルホラーゲームの金字塔『バイオハザード』が、2021年に25周年を迎える。その歴史に新たな名を刻む『BIOHAZARD:Infinite Darkness(バイオハザード:インフィニット ダークネス)』は、人気キャラクターのレオン・S・ケネディ、クレア・レッドフィールドを軸に展開するホラーアクションだ。ダイナミックなアクションシーンにサスペンス要素が加わった、誰も見たことのない『バイオハザード』の世界が描かれる。
製作・原作監修は、『バイオハザード』シリーズを世に送り出したカプコンの小林裕幸プロデューサー。制作プロデュースはトムス・エンタテインメント、フル3DCGアニメーション制作は『バイオハザード:ヴェンデッタ』制作プロデューサーの宮本佳率いるQuebicoが担当する。2021年、全世界独占配信。