Netflix「バイオハザード」シーズン1で打ち切りに

Netflixシリーズ「バイオハザード」がシーズン1をもって打ち切りとなったことがわかった。米Deadlineが報じている。
本作は『バイオハザード』ゲーム版の世界観を継承し、シリーズの正史(カノン)として構想された新たな実写化作品。生物をアンデッド化させる“T-ウィルス”が拡散し、人類が破滅してから14年後の2036年を舞台に、主人公のジェイド・ウェスカーが必死に生き延びようとする姿を描く。ジェイドの記憶には、ニューラクーンシティでの過去、父親・アルバートとアンブレラ社の恐ろしい繋がり、そして双子の妹・ビリーに起きた出来事の記憶があった。
シーズン1は2022年7月14日に配信開始され、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン4の人気ぶりもあって、配信初週はランキングの第2位に登場した。その後、2週目は第3位にランクインしたが、3週目で早くもトップ10から脱落。批評家・視聴者の評価が芳しくなかったこともあり、費用対効果の関係性からシーズン2の製作は不可能と判断されたようだ。

脚本・製作総指揮のアンドリュー・ダブは、以前からシーズン2以降の製作を希望するコメントをたびたび発しており、今後もゲームでおなじみのキャラクターを投入する意向を示していた。しかし、残念ながらその望みはなくなったことになる。なお、ジェイド・ウェスカー役は『チャーリーズ・エンジェル』(2019)のエラ・バリンスカ、アルバート・ウェスカー役は『ジョン・ウィック』シリーズなどのランス・レディックが演じた。キャスティングにも賛否両論はあったが、Netflixは出演者との今後のタッグを目標にしているという。
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Source: Deadline