アイアンマン役ロバート・ダウニー・Jr.復帰可能性はゼロ?MCUプロデューサーが世代交代を強調

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のフェーズ3は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で幕を下ろし、シーズン4から徐々に世代交代が進んでいる。とはいえファンの間では、フェーズ1から活躍したアベンジャーズのコア・メンバーの復帰を望む声が絶えない。
しかし、『アントマン』シリーズや『ドクター・ストレンジ』(2016)などでプロデューサーを務めるスティーヴン・ブルサードによると、アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr.をはじめとするオリジナル・メンバーのカムバックは期待できないようだ。米io9の取材にて、フェーズの移り変わりについて訊かれたブルサードが次のように回答している。
「フェェーズ4のメタなナラティブの一つは、新しいキャラクターたち、新しい人物たちがトーチを受け継いだことだと思います。例えば、『クアントマニア』のキャシー(・ラング)がスーツを手に入れ、『ホークアイ』ではケイト・ビショップが登場し、『ウェアウルフ・バイ・ナイト』ではジャックのような新キャラクターが紹介されました。マーベルのストーリーテリングにおける最初の10年間が終わり、トーチが受け継がれています。もうロバート・ダウニー・Jr.は考慮から外されていますし、そういうことです。新しい世代が前面に出て来ていて、それは常にコミックで起きていることですからね。」
ブルサードは例えとしてダウニー・Jr.の名前を挙げたが、『エンドゲーム』でキャプテン・アメリカ役に別れを告げたクリス・エヴァンス、『ブラック・ウィドウ』(2021)でMCUを卒業したと見られているスカーレット・ヨハンソンについても同じことが言えるだろう。
『アベンジャーズ』シリーズの新作映画は、『アベンジャーズ/ザ・カーン・ダイナスティ(原題)』(2025年5月2日に米国公開)、『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ(原題)』(2026年5月1日に米国公開予定)がフェーズ6にて公開予定。それまでに数多くのMCU作品がリリースされるため、その過程で更なる世代交代が進み、新作映画では新アベンジャーズが誕生することになりそうだ。オリジナル・メンバーとの別れは寂しくもあるが、新世代チームにも期待したい。
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Source:io9