X-MENスピンオフ『ニュー・ミュータンツ』米国版予告編公開!ド直球ホラーで切り拓く、マーベル映画の新地平

マーベル&20世紀フォックス社による映画『X-MEN』シリーズのスピンオフ作品、映画『ニュー・ミュータンツ(原題:New Mutants)』の第1弾予告編が米国にて公開された。
かねてより「ティーンのミュータントによる青春群像劇」そして「ホラーテイスト」だといわれていた本作だが、蓋を開けてみれば、予告編は正面ド直球のホラー映画ぶり。まずは百聞は一見に如かず、その全貌を(部屋を暗くして)ご覧いただきたい。
物語の舞台は、ミュータントの若者たちが収容されている施設だろうか。コミックや映画において、あらゆるテーマの象徴として描かれてきたミュータントの能力が、今度は怪奇現象として描かれることになりそうだ。では、その“怪奇現象”なるものが数多のホラー映画においてしばしば意味してきたこととは……?
『デッドプール』(2016)や『LOGAN/ローガン』(2017)で、ヒーロー映画/アメコミ映画の地平を切り拓いてきた20世紀フォックス社による新たな試みとなりそうだ。
なお20世紀フォックス社の公式Twitterでは、この予告編とともに“Everyone Has Demons.(みんなの中に悪魔がいる)”という言葉が添えられている。映画の内容を予想する上では、ピンク・フロイドによる楽曲「アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール」が一部使用されていることに注目してみてもいいだろう。
予告編でその“恐怖顔”を存分に見せつけているのは、『スプリット』(2017)で陰のある魅力を発揮したアニャ・テイラー=ジョイ。そのほか『ゲーム・オブ・スローンズ』(2011-)のメイジー・ウィリアムズ、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(2016-)のチャーリー・ヒートン、『13の理由』(2017-)のヘンリー・ザーガなど、人気の海外ドラマで注目されるフレッシュな俳優陣が揃った。
監督を務めるのは『きっと、星のせいじゃない。』(2014)のジョシュ・ブーン。前作までの瑞々しい作風から大胆な転換となるが、若者の機微を丁寧に描く手腕には今回も期待したい。
映画『ニュー・ミュータンツ(原題:New Mutants)』は2018年4月13日米国公開予定。
Sources: http://www.cbr.com/new-mutants-first-teaser-trailer-x-men-spinoff/
Eyecatch Image: https://www.youtube.com/watch?v=bu9e410C__I