ジュード・ロウ、ブリーフ1枚でビーチを闊歩 ─ 「ニュー・ポープ」米予告編、人気ドラマ「ヤング・ポープ」続編にマリリン・マンソンも登場

ジュード・ロウ主演、米HBO&英Sky&仏Canal+という各国のケーブルテレビ局3社が共同製作するドラマ「ニュー・ポープ(原題:The New Pope)」の米国版予告編が公開された。
ブリーフ1枚のジュード・ロウ、実に神々しい。それもそのはず、「ニュー・ポープ」でジュードが演じるのは、アメリカ人で初めて就任したという設定の架空のローマ教皇、ピウス13世だ。2016年、1シーズンかぎりのリミテッドシリーズとして製作された「ヤング・ポープ 美しき異端児」の続編として製作される「ニュー・ポープ」では、タイトルの通り“新たな教皇”として、ジョン・マルコヴィッチ演じるジョヴァンニ・パウロ3世が登場する。
ビキニ姿の女性たちの中、ブリーフ1枚でビーチを悠々と歩くピウス13世は、カメラを横目に見て笑みを浮かべる。かたやジョヴァンニ・パウロ3世は従者とともに粛々と歩いているコントラストが印象的だ。今回の映像にせりふはないが、2人の関係性が対となってドラマを織りなすことはおおよそ間違いないだろう。最後にはピウスが前を通り過ぎた女性が失神し、ジョヴァンニが静かに目を開いて映像は幕を閉じる…って、いったい私たちは何を見せられているのか?
いかにしてアメリカ人の青年がバチカンのトップに立ち、世界に対する“顔”となるかを描いた「ヤング・ポープ」は、宗教や神というテーマを掘り下げながら、確かに風刺の効いたブラックコメディでありつつも、主人公の成り上がりを丁寧に追ったエンターテインメントとして高い評価を獲得。脚本・監督は『グレート・ビューティー/追憶のローマ 』(2013)『グランドフィナーレ』(2015)のパオロ・ソレンティーノが務めた。もちろん続編である「ニュー・ポープ」にもパオロ監督は続投。ジュード・ロウ、ジョン・マルコヴィッチのほか、シャロン・ストーンやマリリン・マンソンといった“ひと癖ある”出演者たちにも注目だ。
ドラマ「ニュー・ポープ(原題:The New Pope)」は2020年米国放送予定。
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Source: Collider