新スーパーマン役、有力候補者が判明 ─ レックス・ルーサー役にはニコラス・ホルトの可能性も

ジェームズ・ガンらによって新たに始動するDCスタジオの期待作『スーパーマン:レガシー(原題)』で、注目の新スーパーマン役候補が明らかになった。米The Hollywood Reporterが伝えた。
現在、スーパーマン/クラーク・ケント役の最有力候補とされるのはデヴィッド・コレンスウェット。1993年生まれのアメリカ出身で、2022年米公開の『PEARL パール』ではミア・ゴスと共演した。これよりスクリーンテストに進む。他に2名の候補者がいるというが、詳細は明らかになっていない。
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ほか、『キスから始まるものがたり』(2018)ジェイコブ・エロルディ、『グレイハウンド』(2020)トム・ブリトニー、アンドリュー・リチャードソンも初期の候補者として名が挙がっていたというが、現在は選考に残っていないと見られる。
スーパーマンの宿敵レックス・ルーサー役には、マーベル『X-MEN』シリーズのビースト役でも知られるニコラス・ホルトが候補となっているという。ホルトといえば『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)ではバットマン役の最終選考にまで残っていたり、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)にも出演していたりと、ワーナー・ブラザースとは縁もある俳優だ。
クラーク・ケントの恋人であるロイス・レイン役の候補者も明らかになった。『ナイル殺人事件』(2022)のエマ・マッキー、「マーベラス・ミセス・メイゼル」(2017-)レイチェル・ブロズナハン、「ブリジャートン家」(2020-)フィービー・ダインバー、『ガンズ・アキンボ』(2019)サマラ・ウィーヴィングだ。伝えられるところによると、32歳のブロズナハンのオーディションが群を抜いていたというが、ガンは今回のレイン役を20代と設定しているという。
ガンはマーベル・スタジオでの最終作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』のプロモーション活動も終え、キャスティング選考に本格的に取り掛かった。ガンがオーディションテープの全てに自ら目を落とし、今後数ヶ月のうちに決定される予定であると米Deadlineは伝えている。
『スーパーマン:レガシー』は既にプリプロダクション(撮影前作業)が開始されており、衣裳や美術のデザインなどが進行中。新スーパーマンは40歳以下として登場し、地球で人間としての生い立ちを描く。もともとガンは脚本のみを手がける予定だったが、企画を気に入って自ら監督を手がけることになった。撮影は2024年1月に開始予定で、2025年7月11日に米国公開。
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Source:The Hollywood Reporter ,Deadline,Wired