新ターミネーター役にドラマ版ゴーストライダー俳優 、主人公演じる女優も決定

映画『ターミネーター』最新作の主要キャストが決定したようだ。
主人公と敵対するターミネーター役に、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」のゴーストライダー役で知られるガブリエル・ルナが選ばれたとDeadlineが報じている。また、同作の主人公格ダニ・ラモスをコロンビア出身の気鋭の女優ナタリア・レイエスが演じることに決定したようだ。こちらはThe Hollywood Reporterが伝えている。以前出演交渉中と報じられていたディエゴ・ボネータの役柄は、主人公格ダニ・ラモスの兄弟になるとのことだ。

通算6作目となる『ターミネーター』最新作は、プロデューサーにジェームズ・キャメロン、サラ・コナー役にリンダ・ハミルトン、そしてアーノルド・シュワルツェネッガーが『ターミネーター2』(1991)以来に集結する作品。監督は『デッドプール』(2016)のティム・ミラーが務める。『ターミネーター2』(1991)の正統な続編として製作の準備が進められ、キャスティングにはハミルトンとシュワルツェネッガーの他、『ブレードランナー 2049』(2017)のマッケンジー・デイヴィスが人間の兵士・暗殺者役で出演交渉に入っていると伝えられていた。
新ターミネーターを演じるガブリエル・ルナは、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」ゴーストライダー役の他、映画『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』(2015)『しゃかりきにフットボール』(2015)などで幅広く活躍する人物。『ターミネーター2』ではロバート・パトリック演じるターミネーター、T-1000がコナー親子を追い詰めていたが、この度の新作でガブリエル・ルナ版ターミネーターはどんな姿を見せてくれるのだろう?
また同作は舞台のひとつがメキシコと伝えられており、制作陣は主人公格のダニ・ラモスを演じるラテン系女優を探し求めていた。このたび見出されたナタリア・レイエスは、幼少期にコロンビアで芸能活動をスタートさせ、後に拠点をアメリカに広げてからは『ピックポケッツ 巧妙なごまかしゲーム』(2016)などで国際的に活動している女優だ。レイエスがこのたび『ターミネーター』最新作で演じるダニ・ラモスは、メキシコシティ付近に住む労働者階級の女性。人間と機械との戦いを通し、自分自身を見つけていく…という役柄になるという。
映画『ターミネーター』最新作(正式タイトル不明)は2019年11月22日に米国公開予定。
出典:THR、デッドライン
アイデッチ画像:ゲージスキッドモア