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THE RIVERニュースレター 7月14日号 ─ エンタメの最新ニュース解説

THE RIVERのニュースレターです。日々のニュースや話題から注目のトピックを厳選して紹介・解説します。面白い最新情報や、タメになる話まで。THE RIVER運営代表の中谷が担当。

きょうの話題

  • 『スーパーマン:レガシー』メタモルフォ登場、「脱毛症コミュニティに意義を」
  • ブラッド・ピット主演のF1レース映画、キャラクター概要が明らかに
  • アダム・ドライバー主演、マイケル・マン監督『フェラーリ』クリスマス米公開決定
  • 『トロン3』に「GOTHAM」『ジェダイ:フォールン・オーダー』キャメロン・モナハン出演

『スーパーマン:レガシー』メタモルフォ登場、「脱毛症コミュニティに意義を」

ジェームズ・ガン監督による新作『スーパーマン:レガシー(原題)』に更なる新キャスト。アンソニー・キャリガンがメタモルフォ役を演じる。

メタモルフォは元素を変形できるパワーを持つスーパーヒーローで、原作ではスキンヘッド。キャリガンは脱毛症を患っており、頭髪を失ってからはスキンヘッドのヒーローやヴィランを演じられる機会を伺っていたという。同役を演じることは、脱毛症のコミュニティにとって意義深いことだと話している。

同作には、コミックの“3代目グリーン・ランタン”であるガイ・ガードナー役にネイサン・フィリオン、ホークガール役にイザベラ・メルセド、ミスター・テリフィック役にはエディ・ガテギのキャスティングも発表済み。スーパーマン役をデヴィッド・コレンスウェットが、ロイス・レイン役をレイチェル・ブロスナハンが演じる。

ブラッド・ピット主演のF1レース映画、キャラクター概要が明らかに

ブラッド・ピット主演、『トップガン マーヴェリック』ジョセフ・コシンスキ監督による新作F1レース映画『Formula One(原題)』の物語が見えてきた。

ピット曰く、演じるのは「1990年代にレースをしていたが、ひどい事故に遭って失踪し、それから他の種目でレースをしている」男。新たにキャストに加わったハビエル・バルエムが演じる友人の持ちかけにより、万年最下位チームにドラマをもたらすという筋書きだ。

『トップガン マーヴェリック』が空撮に挑んだように、実際のサーキットでF1カーを操縦して撮影。かつてないGフォースが感じられるとピットは興奮を語っている。

配給はAppleが務め、Apple TV+での配信前に30~60日間の劇場公開が全世界で行われる。Appleでは『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『ナポレオン』でも同様に劇場公開を準備しているので、本作も同様の座組となるだろう。

アダム・ドライバー主演、マイケル・マン監督『フェラーリ』クリスマス米公開決定

続いてもカーレースが題材の映画。マイケル・マン監督、アダム・ドライバー主演の『フェラーリ(原題)』が、Neon配給で2023年のクリスマスに米劇場公開となることが決定した。A24ほかスタジオや配信事業者の中から、個性的な気鋭スタジオのNeonが勝ち取った。

本作の舞台は1957年の夏。フェラーリの創設者であるエンツォ・フェラーリは、伝説的な自動車レース・ミッレミリアに参戦しようとしていた。1898年生まれのエンツォは当時59歳ごろだが、演じるアダム・ドライバーは1983年生まれの38歳。実に20年もの年月を、メイクと演技で乗り越えることになる。

1957年夏、元レースドライバーのエンツォ・フェラーリは危機に瀕していた。10年前、妻のラウラとゼロから立ち上げたフェラーリ社には経営難が迫り、跡継ぎとなるはずだった息子の“ディーノ”ことアルフレードは病のためにこの世を去り、互いへの感謝を忘れた夫婦関係も立ち行かない。失ったものを取り戻すため、フェラーリは賭けに出ることを決める。イタリア全土、100マイルを走破するミッレミリアへの出場だ。

ドライバーの妻ラウラ役はペネロペ・クルス。日本公開にも期待したい。

『トロン3』に「GOTHAM」『ジェダイ:フォールン・オーダー』キャメロン・モナハン出演

ジャレッド・レト主演で始動する『トロン』シリーズ最新作『Tron: Ares(原題)』キャストにキャメロン・モナハンが新たに加わった。

モナハンはDCドラマ「GOTHAM/ゴッサム」のジェローム・ヴァレスカ/ジェレマイア・ヴァレスカ/ジョーカー役で知られる他、ゲーム「Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー」では主人公も演じている。『Tron: Ares』で演じる役柄は不明。

同作には他に『X-MEN』シリーズのエヴァン・ピーターズの出演もアナウンス済み。監督を務めるのは、『コン・ティキ』(2012)で世界的に注目され、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017)、『マレフィセント2』(2019)などでメガホンを取ったノルウェー出身のヨアヒム・ローニング。脚本を手掛けるのは、『グロムバーグ家の人々』(2003)、『エラゴン 遺志を継ぐ者』(2006)のジェシー・ウィグトウ。『トロン:レガシー』のショーン・ベイリー、『バスケットボール・ダイアリーズ』(1995)のサム・ディッカーマが製作総指揮を務め、『トロン:レガシー』のジャスティン・スプリンガー、ジャレッド・レト、実写版『リトル・マーメイド』(2023)のラッセル・アレンらがプロデューサーとして参加する。

情報参考:THR,Variety,Deadline,Deadline

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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