ギレルモ・デル・トロ監督最新作が撮影終了、2021年12月に米公開へ ─ ブラッドリー・クーパー&ケイト・ブランシェットら豪華出演者が集結

『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)ギレルモ・デル・トロ監督最新作『ナイトメア・アリー(原題:Nightmare Alley)』の撮影が終了したことに加えて、2021年12月に公開されることが発表された。
この度、ギレルモ・デル・トロ監督がサーチライト・ピクチャーズのTwitterを通じて、カナダの積雪を背景に「『ナイトメア・アリー』撮影の最終夜を終えました」とマスクとニットキャップの姿で報告。「2021年12月にお会いしましょう」と挨拶した。
.@RealGDT has wrapped production on @Nightmare_Alley
Coming December 2021 pic.twitter.com/WrVh0NnUG8— Searchlight Pictures (@searchlightpics) December 14, 2020
本作の撮影は、2020年1月に開始されたが、新型コロナウイルスの影響を受けて、2020年3月に監督本人の判断により撮影中断。約半年間の中断を経て、9月頃に再開されていた。2021年12月に米国公開予定であることからも、アカデミー賞を見据えての時期と言えるだろう。また『シェイプ・オブ・ウォーター』と同様に、ヴェネツィア国際映画祭で初披露目を迎える可能性も有り得そうだ。
『ナイトメア・アリー』は、ウィリアム・リンゼイ・グレシャムの同名小説を、エドマンド・グールディング監督が映画化した『悪魔の往く町』(1947)のリメイク作品。言葉巧みに人を操る才能を持つ野心的な詐欺師の男(ブラッドリー・クーパー)が、人々を騙して金を稼ぐため女性心理学者(ケイト・ブランシェット)と手を組んだところ、彼以上に危険な女性の野心が男を上回り、二人の関係性が逆転していくという物語だ。
ブラッドリー・クーパー&ケイト・ブランシェットの他、出演者には映画界を代表する豪華俳優陣が集結。ルーニー・マーラはカーニバルで働くモリー役を、ウィレム・デフォーはショーの客引き係であるクレム役を、ロン・パールマンはブルーノ・ザ・ストロングマン役を、リチャード・ジェンキンスはエズラ・グリンドルという裕福な実業家役を演じる。
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Source: Collider