DC映画『ナイトウィング』間もなく近況報告か、バレンタイン前後に備えよ

かねてより単独映画化が伝えられながら、その続報が滞っていたDC映画『ナイトウィング』より、近く発表があるようだ。監督を手がけるクリス・マッケイが予告した。2018年2月ごろの告知を予定しており、より具体的には「バレンタイン前後」になるという。ただし、キャスティングにまつわる発表ではないそうだ。
思わぬ「事前予告」のきっかけは、ネット記事をめぐるファンとのTwitterのやりとりから生まれた。2018年1月13日、We Got This Coveredがナイトウィング役について「ワーナーがマット・ボマーとショーン・ピニャテッリに狙いを定めている」とする記事を掲載。この真偽についてファンが監督にTwitterで直接尋ねたところ、「真実ではないよ」と否定していた。質問を投げかけたファンが「公開次期について、もうそろそろ分からないものですか?キャスティングの話をするのは時期尚早かと思いますが…」と尋ね直したところ、この度の情報が引き出されたというわけである。
As usual you are right @rileyseverdeen … it's too early to talk about casting but in February… say around Valentine's Day maybe… I should have an update about where everything is with the first NIGHTWING movie!! https://t.co/f7hDRycA7b
— Chris McKay (@buddboetticher) January 26, 2018
「確かにキャスティングの話をするにはまだ早すぎるけど、2月…、たぶんバレンタイン前後に…、今どういう状況かをお伝えするべきかな。最初のナイトウィング映画についてね!」
どうやらクリス監督ら『ナイトウィング』企画陣にとって2018年2月にはマイルストーンを置いていたようで、2017年11月にも「2月ごろに進捗をお伝えできると思う」とツイートしていた。ところが、その後米ワーナーがDC映画ユニバースの規模縮小を図っているとの報道があり、『ナイトウィング』の命運も危惧されていたところだった。杞憂に終わってくれれば何よりだが、全てはもう数日で明らかになることだろう。
『ナイトウィング』は、バットマン/ブルース・ウェインの相棒ナイトウィング/ディック・グレイソンを初めて実写映画する企画。DCユニバースきっての男前キャラであり、ファン人気も非常に高いキャラクター待望の単独映画とあって、その動向に注目が集まっている。本作でメガホンをとるクリス・マッケイは、『レゴRバットマン ザ・ムービー』(2017)でロビン(ナイトウィング襲名前のヒーロー名)映像化を手がけている。映画『ナイトウィング』については、「温かくてエモーショナルな、マジでヤバいアクション映画にするつもり」「誰がナイトウィング役になろうと、そして他の出演者のみんなにも超キツい訓練を受けてもらう」と意気込んでいる。