『ミュータント・ニンジャ・タートルズ』新作映画、コメディ派の脚本家が起用

米パラマウントによる「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」の新たな映画企画で、脚本をコリン・ジョストと弟ケイシー・ジョストが共同で執筆することがわかった。コメディを得意とする人材だ。米Deadlineが伝えた。
2014年の『ミュータント・タートルズ』、2016年の『ミュータント・ニンジャ・タートルズ : 影<シャドウズ>』に続くファン待望の最新作。マイケル・ベイほか、アンドリュー・ホーンやブラッド・フラー、スコット・メドニック、ゲイラン・ウォーカーといった前作までのプロデューサー陣も続投する。
「ミュータント・ニンジャ・タートルズ」の新作映画は長らく続報が待たれていたもので、2018年6月に第1報が、2019年1月にはリブートの方向で企画が進められているとの動きが伝えられていた。脚本にはもともと『バッドガイ 反抗期の中年男』(2013)のアンドリュー・ドッジが起用されていたが、おそらく降板になったものと見られる。
この度伝えられているのはジョスト兄弟の起用のみで、内容がリブートになるのか続編になるのかや、実写かアニメかといった形態についても触れられてはいない。ただし、アニメであれば既に『ソーセージ・パーティー』(2016)『ライオンキング』(2019)などのセス・ローゲンによるリブート版CGアニメ映画が準備中(2023年8月11日の米公開)であることや、参加するプロデューサー陣の顔ぶれを鑑みると、これは実写映画企画と見るのが自然だろう。
コリン・ジョストは米人気トーク番組「Saturday Night Live」の脚本を2005年から長く続けており、テレビやコメディの世界で活躍する人物。「ミュータント・ニンジャ・タートルズ」のような有名フランチャイズ映画を手掛けるのは初めてだ。俳優としては『トムとジェリー』(2021)にもセレブな新郎ベン役で出演しているほか、プライベートではスカーレット・ヨハンソンの夫としても知られる。また、弟ケイシー・ジョストもコメディ番組やリアリティ番組のいくつかで脚本を務めている。
Source:Deadline